世界から取り残される日本の「中流」 | 富裕層の為の英米進学情報

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日本は潤沢な教育資金があっても、それを活用できない国家だ。大学からでは遅すぎる。できれば8歳からイギリスの私立全寮制の学校に進学するべきだ。


多くの日本人は、自分たちは「中流」であり、それなりに豊かな生活を送っていると信じているかもしれません。しかし現実は非情です。欧米、特にイギリスの教育環境と比較すると、日本の現役世代の多くが「経済的下層」に分類されかねないという厳しい局面に立たされています。私がこの事実を痛切に感じたのは、イギリスの私立ボーディングスクール(全寮制学校)の現状を改めて調査したからです。

1. 1,000万円を超えた「年間の教育費」

かつて、日本の大手企業のビジネスパーソンであれば、子供をイギリスのボーディングスクールへ進学させることは「手の届く選択肢」でした。しかし、現在は違います。

 

イギリスの主要なボーディングスクールの学費・寮費は、現在年間約£50,000〜£60,000に達しています。為替の壁: 1ポンド=200円前後で計算すると、年間費用は1,000万円〜1,200万円。

 

 中学1年から高校卒業までの6年間通わせるとなれば、学費だけで6,000万円から7,000万円以上が必要です。1ポンド=130円時代であれば、年間650万円程度で収まっていました。この為替の差と、日本の停滞する賃金、上がらない金利が、日本のエリート層ですら「国際標準の教育」から振り落としているのです。渡航費用、ガーディアン費用などなど、加算するともっとかかります。

2. 「安さ」に守られた日本の限界
日本の私立学校の学費は、国際的に見れば非常に安価に抑えられています。これは一見「助かっている」ように見えますが、裏を返せば、その安さゆえに競争が極端に激化していることを意味します。そこから溢れてしまえば、選択肢は限られた公立校しか残りません。一方、イギリスにはアメリカをも凌駕する歴史と質の高い私立ボーディングスクールが数多く存在します。そこには「お金さえあれば、世界最高峰の環境を買える」という明確な構造があります。そして恐ろしいことに、日本人にとっては天文学的なその金額も、世界の富裕層や成長を続ける英米の中上流階級から見れば「将来への妥当な投資」に過ぎないという現実があります。

3.世界から取り残される日本の「中流」
かつて世界を駆け巡ったビジネスの視点から見ても、今の日本の購買力低下は異常事態です。「中流」という心地よい言葉に甘んじている間に、私たちは世界基準の教育・チャンスから文字通り「貧困」ゆえに排除されているのです。