何の役にも立たない日本のテスト | 世界一役立つアメリカの大学進学情報

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日本の受験産業の罠を抜け出しAGI時代へ備えよ。量子科学・人工知能の分野をアメリカの大学で専攻するための羅針盤

日本は「壮大な無駄な努力を中高生に課し精魂尽きて伸び切ったパンツのゴム紐状態にする」ことに長けている国柄と言える。とにかく、英検にしろTOEICにしろ東大模試にしろ、ありとあらゆる日本のテストは高得点をとっても何の役にも立たない。

 

一方アメリカのテストは違う。例えば11月頃に行われるAMC 12の高得点は数学的な地頭の良さをアメリカの大学に示す証明書となり合格のチャンスを増やせる。但し、残念ながら・・・・・・・・MAA (Mathematical Association of America) に正式に登録しているインターナショナルスクールや海外大学進学に積極的な一部の私立高校でしか受験ができない。

 

苦肉の策としてはアメリカの州立大学で受験することを模索するのが合理的だと考えます。例えばUniversity Of California San Dieg、University of Arizona。

 

アリゾナ大学 光学科学部 の広報担当者に連絡
UCサンディエゴ 物理学科の学部事務局に連絡

 

大学へのコンタクトで注意すべき点
時期: AMC 12は11月上旬なので9月上旬までに受け入れの確約を得ることを目指すこと
担当者の連絡先が不明な場合は、まず学部の代表メールに連絡、「AMC 12の試験監督者(Proctor)」または「Outreach Programの担当者」を紹介してもらうよう依頼すること。なおその場合「貴学のような公明な学術機関で王道の受験をしたい」という強い動機を明確に伝えること

 

概要は下記の通り

特にAIME出場資格は高校生が達成できる数学の賞の中で世界的に最も権威あるもののひとつとして認識されている。アメリカの大学のCommon Appには「Honors & Awards」を最大5つまで記入できる欄があり"AIME Qualifier" と明記することが可能

スタンフォード独自の Supplemental Applicationの場合
スタンフォードが追加で要求する願書(Supplemental Application)や特定の学部(特に工学部)への志願時に「Academic Interests and Accomplishments」(学術的興味と達成)を詳述する欄やエッセイがある。そこにAIME QualifierやUSAMO / USAJMO に進出書ければ強力なアピールになる。

レベル1:AMC 12で 100点以上 (上位5〜10%相当)
評価: 「数学が得意な優秀な学生」として認知される

項目 AMC 12
受験資格 高校3年生以下
出題範囲 高校数学の全範囲。微積分を除く高校数学の知識が問われる。
目的 数学的な成熟度と深さを評価しAIME出場資格を選抜する。


レベル2:AIME への出場権獲得 (上位5%程度)
AMC 12で一定以上の点数を取ると上位大会である AIME (American Invitational Mathematics Examination) に招待されます。大学の応募書類に「AIME Qualifier」と書ければ全米の大学から「理数系のトップタレント」として扱われます。量子科学やAIの研究室に入りたい場合も教授へのアピールになる

レベル3:USAMO / USAJMO 進出
評価: オリンピック代表選考レベルでMITやハーバードが血眼になって欲しがるレベル