99%の日本の大学は無力 | 世界一役立つアメリカの大学進学情報

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日本の受験産業の罠を抜け出しAGI時代へ備えよ。量子科学・人工知能の分野をアメリカの大学で専攻するための羅針盤

人工知能、量子コンピューターが本格的に社会に浸透するであろう2030年以降の時代にサバイバルできる能力がつく、日本の大学は極々少数で1%にも満たないだろう。99%の大学は無力だ。Ph.Dの学位を持っていない教員が徘徊するカルチャーセンターのようなものにすぎない。

 

そんな大学を卒業した者でも日本の企業は価値ある人材として採用してきた。日本企業は寛容な組織であり、その事で日本人は幸福な時代を過ごしてきた。ところが、2030年には、ほぼ間違いなく、その幸福な時代が終わろうとしているのだ。大学新卒を企業が採用しなくなるからである。原因は人工知能の進化と量子コンピューターの実現だ。この2つで企業が必要とする人材が一変してしまうのである。定型業務をする社員は必要なくなる。その定型業務が高度であればあるほど要らなくなる。必要とされる人材はAIシステムを構築できる能力と特定ドメインの高度な知識と実行能力を併せ持つ者だけになる。

 

その両方の能力を身につけることができる大学が日本にあるのだろうか?ゼロではないが数が少ない。おそらく東大、京大などの数校だけだ。一方、アメリカのリサーチ大学の多くはその両方の能力を身につけるチャンスを与えるのである。アメリカのリサーチ系の大学は研究費が莫大であり、学生は能力さえあれば、研究に参加できる。

 

日本から応募すべきアメリカのリサーチ系大学はどこか?ハーバードやイエールなどのアイビーリーグだろうか?StanfordやMITだろうか?あるいはUCLAやUC-Berkeleyだろうか?もちろん、それらの大学に応募すべきだ。だが、合格できる可能性は絶望的なほど少ない。東大や京大並みの優れた大学が他にないのだろうか?そこのところが、なかなか判断がつかない。日本の高校、塾、予備校、マスコミは、その点については固く口を閉ざして多くを語ろうとしない。そんな事が日本の高校生や親が知ったなら、今まで築いてきた「受験システム」が、一気に崩壊してしまうからだ。