2030年以降に求められる人材は、おそらく下記のような人材だろうと思います。
このレベルに達しない、特に文系の4大卒新人、は人工知能に代替されてしまい、卒業時点では就職先など存在しない、でしょう。いやいやそうじゃない、という意見が飛び交っていますが、何が真実なのか?は2027年末頃に明確になるはずです。
それにしても、これだけの人材をこんなレベルの給与で、しかも不安定な条件で採用している、ことに驚きを隠せません。日本には優秀な研究者が存在する、しかし、その能力に見合った待遇を提供する研究所、企業が存在しない。アメリカなら、この金額の3倍、4倍の報酬ではないかと思います。この点に嫌気がさしてアメリカに出て行ってしまった人が多数存在するでしょう。
どういう理由で、上記のような人材が日本に留まるのか?おそらく「愛国心」です。東大や京大に踏みとどまっている研究者は口には出さないけれど愛国心のために日本に留まっている。
愚かな日本の政府、愚かな企業、愚かな研究所、愚かなVCは、そことに気がついていない。日本の人工知能、量子コンピューター分野はかっての半導体産業の二の舞となる恐れがある。
その根本原因は日本社会が東大を頂点とした「文系人材」が社会の中枢に居座っているから、なのは疑いの余地がない。今更、東大などのトップ大学の文系に進学して日本社会のためになろう、などというのは時代錯誤であり、日本社会の発展の阻害要因でしかない。
真に愛国心があるなら、毅然として、東大や京大、早稲田、慶應などの文系学部には進学しない、ようにする必要がある。何がなんでも理系を専攻する必要がる。それもトップレベルの大学で専攻する必要がある。
その道を開いてくれるのがアメリカの量子研究、人工知能研究で拠点となっている州立大学、リサーチ系私立大学でありトップレベルのLiberal Arts Collegeなのです。