不定詞の名詞的用法を信じている哀れな日本人 | アメリカのトップ大学進学と英文法

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まともな言語感覚を持っている人であればThe letter failed to arrive.やThe car refused to start.あるいはMy ear infection is refusing to heal.という例文を見て to arrive、to startあるいはto healがObjectであるなんて思いもしないはずだ。ところが日本の学校では、これらはObjectだと教えているのである。所謂、不定詞の名詞的用法、というやつだ。

 

しかし、そもそも、日本の学校、塾、予備校では、The letter failed to arrive.やThe car refused to start.あるいはMy ear infection is refusing to heal.という「奇妙な」例文をわざわざ引き合いに出して生徒に不定詞の3用法を説明しようなんて思わないに違いない。何故なら説明なんかできないからだ。

 

特に、The letter failed to arrive.という例文は決して授業では使わないだろう。何故ならLongman Dictionaryでfail+to doを引くとなんとfailは「自動詞」と書いてあるからだ。自動詞が目的語をとるはずがない。だからまともな教師であればto arriveはObjectであるはずがない、と気づき「これは困ったな」と思うからだ。

 

 

 [intransitive] to not do what is expected, needed, or wantedfail to do something 

The letter failed to arrive.