HuddlestonのCGELの特異性・第一の関門 | アメリカのトップ大学進学とCGEL

アメリカのトップ大学進学とCGEL

生成AIと量子コンピューターの時代に99%の日本の大学は対応できない。そんな日本の大学に進学しても時間を浪費するだけだ!CGELを習得してアメリカのトップ大学に進学せよ!

すでに触れましたが再度触れておきます。学校英文法とHuddlestonのThe Cambridge Grammar of the English Lanuguage(CGEL)の違いが皆さんがCGELを学習するにあたっての大きな関門となります。最初に遭遇する関門は「品詞」の分類の違いです。

 

Oxford Dictionaryの品詞の定義は9つです。

nouns
pronouns
verbs
adjectives
adverbs
prepositions
determiners
conjunctions
interjections(exclamation)
 
一方、CGELの定義は下記の通りで、極めて特殊です。
noun
verb
adjective
adverb
preposition
determinative
subordinator
coordinator
interjection
 
学校文法では品詞はparts of speechまたはword classesと呼びますがCGELではlexical categoriesという言い方をします。(CGEL p22)
 
困ったことに英英辞書はCGELの分類ではありません。従って「この単語の品詞は何だろう?」と思って辞書を引いた結果がCGELの分類に当てはまらないことがあります。その為に、苦しい思いをします。
 
日本の大多数の教科書、参考書の品詞の分類は多種多様で混乱の極みですのでCGELの分類に振り回されたくないという思いに苛まれると思います。それを克服するには、英和辞書を使わないようにするしかありません。OxfordかCambridgeの英英辞書を使うようにするべきです。そうして、OxfordかCambridgeの分類が確実にわかるようになればCGELの分類は頭にすんなりと入ってきます。
 
そうなんです。
 
CGELにたどり着くには、先ず、英和辞書と決別する必要があるのです。その決断ができない人はCGELを学習しようなんて考えない方が無難です。