学校英文法がダメな理由・核心的理由に迫る | アメリカのトップ大学進学とCGEL

アメリカのトップ大学進学とCGEL

生成AIと量子コンピューターの時代に99%の日本の大学は対応できない。そんな日本の大学に進学しても時間を浪費するだけだ!CGELを習得してアメリカのトップ大学に進学せよ!

 

先の記事で私は下記のように書きました・・・・・・・・・。

 

学校英文法では下記のように習います。「英語の動詞には自動詞と他動詞がある。自動詞は目的語を伴わないが他動詞は目的語を伴う」「不定詞には名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法の3つの用法がある。よってt-infinitiveは目的語になり得る」。ところが・・・・・・・・・Catenative Verbのfail+to-infinitiveの場合、英英辞書にはfailはintransitive verbと説明されています。即ちto+infinitiveはObjectではないのです。

He failed to come home at the usual time.

If you fail to comply, you can be fined.

The letter failed to arrive.

She failed to reach the Wimbledon Final this year.

皆さんにお聞きしますが、そもそも皆さんは辞書で、The letter failed to arrive.という文例の場合、failが自動詞か他動詞か確認しましたか?恐らく99%の人は辞書を引かなかったでしょう。皆さんはfail to arriveのto arriveを目的語と思いto arriveは不定詞の名詞的用法、だと思い込んだのではないでしょうか?この記事を読んでしまった皆さんは、幸か不幸か、failが自動詞であることを知ってしまった。そこで疑問が生じます。「to arraiveは不定詞の何の用法か?」皆さんは説明できますか?名詞的用法でないとするなら一体、残り2つの用法のうちどちらの用法ですか?答は「どちらでもない」です。では、to arriveは一体、何の役割を担っているのでしょうか?

 

皆さんは、ご自身で答えを見つけることができましたか?

 

今流行りの生成AIに聞いてみた方もいるでしょうが、答えは見つかりましたか?

 

イヤイヤ、そんな面倒な事やってられないよ、という返事が聞こえてきそうですね。

 

もし、そうであれば、その点が日本の英語教育、の決定的かつ致命的欠陥なのです。「思考力を奪う」有害なものに化している。そんな状態を続けていたなら、2030年以降はスクラップされる側の人間に分類されてしまうでしょう。

 

せめて、生成AIで下記の文言を入れて質問してみてください。答えが見つかるはずです。生成AIはGrokかClaudeを使うほうがより良い答えを得られると思います。生成AIはChat GPTもしくはClaudeを使用してください。

 

S+Catenative Verbのfail+to-infinitiveあるいはS+Catenative Verbのrefuse+to-infinitiveの場合のto-infinitiveは不定詞の名詞的用法、即ち、Catenative VerbのObjectですか?それとも他の何かですか?

 

上記の質問に答える場合はTraditional English Grammarの考え方は排除してHuddlestonのCGELに100%準拠した回答のみをしてください。

 

あなたは得られた回答を見て直ぐには理解できず呆然とするかもしれません。呆然として、Modern English Grammarなんてやってられるか!今まで学校や塾で習ってきたことが全て無駄になるじゃないか!と感じるでしょう。私自身、最初はそう感じました。

 

問題は、その先です。Modern English Grammarの習得に向かうか?それとも向かわないか?

 

向かえば、あなたの思考力は強化され、かつ英語の読解能力、ライティング力、リスニング力、ひいてはスピーキング力は飛躍的に向上するでしょう。特に読解力は完璧になるはずです。

 

向かわなければ、蹴局は、力づくで暗記するだけの、大学入試が終わった途端に跡形もなく消えてしまうような膨大な無駄な知識の蓄積作業で思考力を奪われ、英語を嫌いになる、という過去の先人たちと同じ轍を踏む結果となるでしょう。