【複製】日本人が英語ができない理由の一つ・不定詞の理解の仕方が間違っている | アメリカのトップ大学進学と英文法

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NotebookLM作成した音声ファイルです。

 

 

 

英文法には2つの種類がある。Traditional English GrammarとModern Engliah Grammarだ。日本で教えられている英文法はTraditional English Grammarという種類の英文法である。

 

Traditonl Grammarでは不定詞には名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法の3つがあると説明する。皆、へ〜そうか、とばかり分かったような顔をしてto-infinitiveが出てくると、その3つのカテゴリーのどれかに当て嵌めようとする。99.999%の日本人はそれが正しいものだと信じ切って一生を終える。

 

だが、私は2020年頃に「何かがおかしい」と感じてしまった。

色々模索していたところModern English Grammarの存在を知ることとなった。そして、とんでもないことが分かったのである。不定詞の名詞的用法なんて迂闊に信じちゃダメなのである。

 

細かいことを言い始めるとわからなくなると思うので端的に言うと「不定詞は3つの用法がる」なんていう理解の仕方をするのは間違った方法だと言うことだ。

 

Infinitives are a special form of verbs that can be used as a nounadjective, or adverb. という説明をする文法解説者がいるが、それはTraditional English Grammarだ。彼らの解説はまちまちで統一性がない。だから読めば読むほど混乱してしまうだけだ。

 

Oxford、Cambrisgeの英文法ではInfinitives are a special form of verbs that can be used as a nounadjective, or adverb. という言い方はしていない。では、どういう言い方なのか?

Verbs with to-infinitives

Adjectives with to-infinitive

Nouns with to-infinitive

という表現をしているのである。

 

OxfordにしろCambridgeにしろTraditional English GrammarなのかModdrn English Grammarなのかを明らかにしているわけではないが、

Verbs with to-infinitives

Adjectives with to-infinitive

Nouns with to-infinitive

という説明はModern English Grammarを考慮した言い方だと思う。

 

「不定詞には名詞的用法がある」というのは実は破綻していることがわかる。

 

普通の日本人は「不定詞には名詞的用法があるという理屈は破綻している」などとは夢にも思わないが、不定詞の名詞的用法って何なのか?を文型を用いてロジカルに説明しようとすると「何かがおかしい」と分かるのである。私が「おかしい」と感じた例文は下記のような文章だ。

The letter failed to arrive.

The car refused to start.

My ear infection is refusing to heal.

私は、これらの文章のfail,refuseが自動詞なのか他動詞なのかに拘った。

failもrefuseも自動詞、他動詞の両方がある。

困ったことに failed to arrive、 refused to start、 is refusing to heal.の場合自動詞なのか他動詞なのかが辞書には明示されていない、どうとでも取れるのだ。Modern English Grammarを勉強していくうち、failもrefuseも他動詞という捉え方をしてはいけない、catenative verbという概念で理解すべきである、ということが分かったのである。そしてto arrive,to start,to healはDirect ObjectではなくCatenative Complementなんだという事がわかった次第だ。青天の霹靂とはこういうことだ。