兎にも角にも日本の進学塾・学校での勉強では英語力が身につかないので世界に打って出ることができない。算数、数学、理科、物理、化学、生物は日本語で勉強し、英語は英語塾で勉強する。
この「日本のやり方」では世界に通用する人材は育成できない。例えば中2でアメリカのPhillips Academy Andoverに応募してもSSATあるいはISEE、それとTOEFLで良いスコアが出せず合格できない可能性がある。
日本の高校で勉強していると、アメリカのトップ大学に応募するなんていうことは夢のまた夢になってしまう。
こんなことを延々と続けていると日本人はアカデミックレベルが発展途上国並みになってしまう。いや、もう既にそうなっている。
東大、京大に入れればいいが、毎年、毎年1万人ほどの、この2大学の不合格者が世界ランキングが低い国内の私立大学に流れていく。それらの私立大学は国内での評価は非常に高いけれど世界ランキングではアジア、アフリカなどの葉展途上国の大学並みにしか評価されない。
世界ランキングが低い日本の大学卒を競って採用するのは日本企業だけだ。その日本企業の多くは青息吐息の状態でお先真っ暗だ。