空欄に入れる文を選ぶ問題。
解答のヒントがどこにあるか?がわかってしまえば間違えようがない。
例えば2021年第3回の場合は
27~31問は( )の後ろに来る10行ほどの文をさっと読めば自ずと正解がわかるようになっている。
例外は26問だけで問題の出だしの10行ほどの文をさっと読めば自ずと正解がわかる。
難解な単語なんか知らなくっても文章が言わんとすることは「常識」を働かせればわかってしまう。
これらの文章の知的レベルは大衆読み物レベルで中味がない雑文の類だから真剣に読む価値などない。
従って英検の過去問を勉強するのは時間の無駄だ。雑文の詰まった本を何千冊読もうが知的レベルは上がらない。
英語資格試験のための英語の勉強は雑文を大量に読むことになるので結果として日本人を痴呆にするのである。
文科省指導要領に則った英語教科書も雑文の山だ。
理系の中高生が兎角英語の勉強を嫌うのは、そのせいだと思う。内容が薄く、低劣な文章だと感じて拒絶反応を起こすのだ。だから、理系の中高生は英語の教科書なんか勉強しちゃダメなのだ。英検の勉強もダメだ。サイエンスの雑誌や教科書を読むべきなのである。