英語資格認定試験対策の為、大学入試対策の為だけに英単語を暗記する人が多い。数百万の日本人が試験対策用に作成された単語帳と睨めっこしながら必死で単語を暗記するために来る日も来る日も多くの時間を費やしている。
しかし、この方法は本末転倒の邪道だ。
まともな勉強法は「読むべき英語の本を読みながら必要に応じて単語を覚える」だ。我々が日本語を身につけるために小さい頃からやっている方法だ。
単語丸暗記の方法は弊害がある。暗記している間は思考を停止しているからだ。思考停止時間が膨大な量になれば失われる思考力も膨大になる。本を読みながら単語を覚える方法であればそういうことは起こらない。
「読むべき英語の本」とは何か?それは物理、化学、数学、生物、地理、地学などなどの「自然科学」の本だ。歴史学、心理学、政治学などは多くの場合「特定の理論」の押し付け「プロパガンダ」であるので小中高生は避けるべきだ。良い例が「マルクス主義歴史学、経済学」だ。どうしてもというなら紀元前のギリシャ哲学ならいいだろう。ハリーポッターなどの物語、LGBT作家の小説やエッセー、東大入試英語過去問、英検過去問、TOEIC過去問など読めば読むほど思考力はなくなる。場合によっては思考力を破壊される。
この方法は忍耐力、持続性が必要だ。小学校5年生あたりから開始し継続すれば「基礎知識」が英語でアキュミレートされていくので高校生まで続ければネイティブレベルに到達可能だ。思考力もつく。
だが、これを開始するには最初は「指導者」がいる。英文法も必要だ。