直近データではアメリカの大学のFreshmanは234万人程度だ。一方SATの年間の受験者数は173万人である。受験時期は多くは高2だ。
”must take the qualifying test in their third year of high school (grade 11, junior year)."
アメリカのトップ大学はSAT受験者の上位1%に該当する応募者を獲得しようと躍起になっていると考えるのが妥当だ。それに加えて学年成績が上位10%以内に拘泥する。
以上から日本の高校からアイビーリーグやMIT、スタンフォードなどの大学に合格しようとするなら、何はともあれSATの成績は上位1%を達成しなければならないだろうと考えてもおかしくない。上位1%以内のスコアはSATのMath 790~800、R/W 760~800だ。
なお、一般的にはエッセー、課外活動、科学コンテストの実績などが重要だと言われているがアメリカ国内の高校生にとっては重要かもしれないが外国人応募者も同様だとは限らない。
応募者が外国人の場合「大学にとっての最優先事項」は学費支払い能力だ。次が確実に卒業できるだけの能力だ。エッセー、課外活動、科学コンテストの実績などは副次的な要素だと思う。