何食わぬ顔をして真実を隠す文科省と大学 | SAT Math 800を達成してハーバードを目指せ!

SAT Math 800を達成してハーバードを目指せ!

トップを目指すにはSAT Math 790~800と SAT Reading/Writing760~800が必要だ

数百名の教員の学歴データをダラーと公開するのではなく文科省が公開しているデータに倣って「まとめて」情報公開するのが良心的だと各大学は思わないのだろうか?不思議でならない。

 

アメリカの大学は「大学教員はPh.Dの学位を持っている」という前提があるが日本はないので、こういう話になる。

例えばWilliams Collegeはほぼ97%がPh.Dの学位を持っている。分野によってはPh.Dではないことがあるので「ほぼ」97%だ。Percent of the faculty with doctorates or other terminal degrees: 97%。Harvey Muddはほぼ98%だ。

 

 

Trerminal Degreeとは?

https://fulbrightscholars.org/sites/default/files/documents/Terminal%20Degrees%202022-2023.pdf

 

 

「まとめて」とは「教員の何%がPh.Dの学位を保有しているのか?」という結論部分だ。Williams ColegeやHarvey Muddのように堂々と書くべきだ。さらに「学部別」のデータも「まとめて」開示すべきだ。但し、「単位取得満期退学」を博士に含めちゃいけない。文科省データの末尾には「博士には,単位取得満期退学を含む」という断り書きが書いてある。単位取得満期退学を博士扱いとするのは恐らく世界広しといえど日本だけだろう。日本の大学全体では学部教員のPh.D保有率はなんと40.8%しかない。単位取得満期退学者を含めても、それだけしかないのだ。このことは日本の大学の闇であり恥である。

 

 

高校生は進学先を選ぶ際は「教員の何%がPh.Dの学位を保有しているのか?」を参考にすればいいのである。その大学の就職先データなど参考にしちゃいけない。特に著名大学出身者の多くは「コネ入社」が多い可能性が極めて高いからだ。