東大が世界トップレベルでいられる時間は、そう長くはないだろう。それよりも、現在の東大入試の英語問題は明らかに「異常」だ。かかわらない方が身のためだ。東大の英語問題を避けるという、ただそれだけのために東大受験を断念した方がいい。その代わりアメリカのトップ大学を目指すのである。その場合、家庭の事情に応じて応募先は異なってくる。
所得が一般的なレベルの家庭の高校生は応募先が8大学に限定されてしまう。Need-blindの8大学だ。
Harvard
Yale
Princeton
Dartmouth
MIT
Amherst
Bowdoin
(Brown)
こちらの場合はYale、Dartmouthに集中的に応募すれば180人程度は合格するはずだ。
それとは対照的に家庭が裕福な高校生は、8大学以外にも、例えばStanfordやCornellなどのNeed-awareの大学にも応募するのである。その場合は授業料、寮費などは全額自己負担が前提だ。こちらの場合は下記の5大学合計で389名は軽く合格できるはずだ。
大学名 毎年の推定合格可能者数
Cornell University 250名
Carnegie Mellon 50名
Columbia University 38名
John's Hopkins 38名
Northwestern 13名