中低所得層の家庭の高校生がアメリカの名門大学の経済的障壁を突破する方法 | SAT Math 800を達成してハーバードを目指せ!

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何か特別なものがあるとすれば今頃は数千人の日本人が世界ランキング上位のアメリカの大学に在籍しているだろう。中低所得層の家庭の高校生がアメリカの名門大学の経済的障壁を突破する方法は存在しないと考えて戦術を考えるしかない。

 

Need-awareの大学にNeed-basedのfinancial aidを申請したら合格できないのだ。合格できるとしたらneed-blindの大学だけなのだ。今のところneed-blindは下記の8大学だけだ。

Harvard

Yale

Princeton

Dartmouth

MIT

Amherst

Bowdoin

Brown(まだ未確定?)

 

この8大学のうち、日本人が大量に合格できる「可能性」があるとすればYaleとDartmouthだけだ。

 

この2大学の合格率を勘案すると、東大の理系志望者全員が応募すれば、それなりの合格者数が出るはずだ。

 

私見では、この2大学にパラパラと100人程度の日本人が応募したってせいぜい10名しか合格しない。学校の成績が学年上位10%以内の者が束になって合格してはじめて100人程度が合格するだろう。日本人応募者同士を「相対評価して選別する」だろう。応募者が少ないとそれができない。

 

都内名門校だけから2,000〜3,000人が応募してもダメだ。全国の高校から応募しなきゃダメだ。特定校から多数が応募しても、そのうちの上位10%しか合格できないだろうからだ。

 

敢えてNeed-awareのトプ大学を目指すなら、その大学が、求めているものが何か?耳を澄まして聞き分け、その上でneed-basedのfinancial aidを申請してapplyするのである。私見では5大学程度はチャレンジしてみる価値のある大学はあると思う。

 

佐々木麟太郎はホームラン140本を達成してStanfordに入学したが、一般の高校生の場合は、私見ではessayが壁を突破するための秘密兵器だろうと思う。Essayでadmissions担当者の「心」を突き動かすのだ。南米、アジア、アフリカ、欧州大陸の各地から大勢の中低所得層の家庭の高校生が同じように考えて優れた内容のeassayを書き殺到してきているはずだ。その中で突出するには、essayが余程のものでないとダメだろう。

 

さて、あなたは何を書くか?生成AIを使って書くのか?自力で書くのか?

 

自力で書くとしてSVOOとSVOCの区別がつかないような英文を書いて、それを読んでもらえると思うのか?provideという他動詞はS+provide +somebody+with somethingとしなければならないことを知らないような文章を書いて読んでもらえると思うか?日本人にしかわららないような文脈の英文をダラダラ書いて、それを理解してもらえると思うか?具体性のないdreamを書いて読むものを感動させられると思うのか?

 

簡潔に、具体的に、大胆に、赤裸々に、全身全霊でadmissions担当者の魂に訴えれば壁は突破できるかもしれない。

 

アメリカの大学は学部入学ではないので、必要なprerequisiteの単位を取ってはじめて専攻を決められる。日本人の場合、例えばcritical thinking能力が欠けていたら、文系をmajorとするのは不可能かもしれないし、仮にできても4年で卒業できないかもしれない。ひょっとするとアメリカの大学のadmissions担当者も、そう考えているかもしれない。だから、理系分野に進むつもり、と思わせて応募した方が無難であり、それを証明できる成績表がなければならない、と考える次第だ。できれば5月実施のAP CalculusBCで好成績を取っておくのがいいだろう。

 

 

 

 

残念なことに日本の高校生にはcritical thinking能力はないと私は感じている。なぜなら、戦後教育は日本人から「critical thinking能力を剥奪する」ことこそが主たる目標だったからだ。

 

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