ズバリ、東大の理系学部に入れる能力があるにもかかわらず英語の入試問題に行手を阻まれている人を救済することが目的だ。具体的にはその人達にアメリカのトップレベルの大学進学を勧める。
今年、不合格になったら予備校に行くと考えている人は多いと思うが東大の入試問題、大学入学共通テストの過去問をやるなどの対策など絶対してはならない。東大の難解な読解問題を高校生が理解できるはずがない。それを東大の出題者は知っていながら出題しているとしか思えない。実に傲岸で陰険だ。そんな大学の入試を2度も3度も受けるのは愚かなことなのだ。時間の浪費なのだ。キッパリ東大受験を断念するのが正しい。また世界ランキングが600位以下の国内の私立大学に行くのはもっての外だ。
アメリカの大学に応募するにあたっては、どうしても2つのグループに分けざるを得ない。ずいぶん嫌味に聞こえるとは思うが、それが現実なのだ。
第一のグループ
高所得層(年間学費8万ドル程度を4年間何の抵抗もなく支払えるレベルの年収がある層)の家庭の高校生
第二のグループ
中低所得層(上記以外の層)の家庭の高校生
応募先は下記に述べるように、どのグループに属するかで変わってくる。
第一のグループ
どの大学にも応募可能だが、トップレベルで合格の可能性が高いのは下記の6大学だ。
大学名 毎年の推定合格可能者数
Cornell 250名
Yale 125名
Dartmouth 55名
Carnegie Mellon 50名
Columbia 38名
Johns Hopkins 38名
第二のグループ
Need-basedのFinancial Aidを申請して応募せざるを得ないのでNeed-blindの大学にしか応募できない。建前上はNeed-awareでもFinancial Aidを申請して応募できるが実際には応募しても合格できない。日本人には理解できないようだがNeed-basedのFinanciaal Aidは「奨学金」じゃないのだ。
下記の表を見ての通りYaleのEarlyで応募すればバッチリ合格できるはずだ。おそらく高校の成績がSumma Cum Laudeが必須だろう。入試一発勝負の考えで生きてきた高校生には手が届かないようになっている。
- スンマ・クム・ラウデ (summa cum laude) - with highest praise. 最優等。成績上位5%程度。
- マグナ・クム・ラウデ (magna cum laude) - with great praise. 成績上位10%程度。
- クム・ラウデ (cum laude) - with praise. 優等。成績上位15%程度。
応募先は8大学しかなく狭き門だ
大学名 毎年の推定合格可能者数
Haarvard 5
Yale 125
Princeton 8
Dartmouth 55
Brown 不明
MIT 5名
Amherst 1名
Bowdoin 1名