東大には日本の高所得層、例えば年収9千100万円以上、の家庭の学生は何%在籍しているのだろうか?東大生の親の収入データ「学生生活実態調査」が公表されているので、それを見たが、残念ながら実態はわからない。5%だろうか?20%だろうか?さっぱりわからない。
止むを得ないので、年収9千万円以上の家庭の割合は10%だと仮定して日米比較をしてみた。アメリカの大学については正確なデータが存在する。読者の皆さんもそれがどこにあるのか?探してみればいい。
アメリカには大学生の親で年収9千100万円以上の者が溢れかえるほど大量にいるのである。そして、彼らの息子、娘を受け入れる名門大学が数えきれないほどあるのだ。その大学のほんの一部を下記の表に抜き出してみた。それらの大学の多くは、日本人にはほとんど知られていない。
大学名 | 親の年収9100万円以上の学生の割合 |
Trinity | 26 |
Middlebury | 23 |
Colgate | 23 |
Vanderbilt | 23 |
Washington U in St Louis | 22 |
Amherst | 21 |
Dartmouth | 21 |
Colby | 20 |
Bucknell | 20 |
Pitzer | 20 |
Kenyon | 20 |
Claremont Mckenna | 20 |
Hamilton | 20 |
Brown | 19 |
Yale | 19 |
U of Pennsylvania | 19 |
Stanford | 17 |
Harvard | 15 |
Columbia | 13 |
Cornell | 10 |
U of Chicago | 10 |
東大 | 10 |
東大は優秀な中低所得層の家庭の高校生のための大学だから高所得者層の高校生が東大に入るのは「場違い」なのだ。このブログの読者の中に年収が9千万円以上の家庭で高校生がおられるようでしたら進学先は下記のアメリカの大学から、例えばVanderbiltを、選ぶのが妥当です。
そして、日本の中学受験などに関わってはいけないのです。手遅れになる前に8歳からイギリスに留学するか、どんなに遅くとも中3からアメリカに留学するべきなのです。それこそが「グローバル教育」です。チマチマと数ヶ月程度「お遊び留学」などでお茶を濁しているようじゃ世界のエリートと互角に闘えるような人材になるわけがないじゃありませんか。