多くの日本人が「重度の英語病」にかかっている。
「単語帳」の英単語を暗記しても英語はできるようにはならない。大学受験や英語資格受験には有効かもしれないが実力はつかない。その証拠に東大、京大、早稲田、慶應などの難関大学の英語試験を突破したはずの人が社会人になって英語ができずに苦しんでいる。彼らは、今度はTOEICで高得点を取るために、また同じ過ちを犯し「TOEIC重要単語帳」と首っぴきで単語を暗記するために膨大な時間を費やしている。それで何とか頑張って900以上のスコアを取ったところで真の英語の実力があると言えるだろうか?言える筈がないのである。それは当の本人が一番知っているはずだ。
大学受験、英語資格試験のための英単語の暗記、という方法では英語力は身につかないことが明白であるにもかかわらず、日本人は、それをやり続ける。それは一種の病だ。日本人は「英語病」にかかっているのである。