代表的な私立大学のミニマムの年間費用は下記の通り。
U of Chicago $89,040
Stanford. $87,833
Claremont Mckenna $86,500
Duke. 💲85,238
Brown $84,828
Carnegie Mellon $83,697
Swarthmore College $81,376
この金額を全額自己負担できる家庭の高校生は州立大学ではなく私立大学を応募先とすること。州立大学を応募先に加えてはいけない。
日本のネット空間にはアメリカの大学に関連した日本人留学生の動画が溢れかえっているが、誰一人として年間の費用について詳細な説明をしていない。そのため何も知らない日本の高校生や父兄は、自分たちは望めばどちらでも入学できると思い込む可能性がある。
だが、悲しいことに私立大学は上記の金額を全額自己負担できる「裕福な家庭の高校生」しか入学できないのである。その点は議論の余地がない。アメリカの大学は外国籍の学生にFinancial Aidを支給しない。正確に言えば「出さないことはないが、Need-awareの大学はNeed-basedのFinancial Aidを申請したなら十中八九合格はできない」。例外は「外国籍の応募者にもNeed-blindを適用する」Harvard Yale. Princeton. Dartmouth. MIT. Amherst College. Bowdoin Collegeのたった7大学だけである。
砕けた言い方をすれば「StanfordはNeed-awareなので合格したいならNeed-basedのFinancial Aidを申請せずに応募」すればいいのである。一方、HarvardはNeed-blindなのでNeedbasedのFinancial Aidを申請して応募しても合否に影響しないので申請して応募すれば良い。