「世界60カ国以上、旅して良かった国は、どこですか?」
年末年始、モロッコ・サハラ砂漠、キャンプの旅に行ってきた。
「隊長、世界60カ国以上旅をしてきてモロッコ以上に良かった国はどこですか?」
隊員あやこに聞かれたとき、即答できない自分がいた。
世界一好きな国は、モンゴルと答えていたが、
良かった国を問われて思いつかなかったのだ。
人生でベストな旅だったかもしれない。
それくらいモロッコは良かった。
広大なサハラ砂漠とモロッコという国に惚れ込んだ。
きっと何度行っても飽きない国だと思う。
想像以上に変化に富んだ風景があった。
カサブランカから7時間も長距離ドライブして、
青の街シャウエンにたどり着いた翌日、
モンゴルのような大草原を抜けると、突然、
冬のアラスカのような雪化粧の風景が眼前に広がった。
その後、荒涼とした赤茶けたアメリカ西部のような大地を抜けると
サハラ砂漠へと繋がっていった。
一番印象的だったのはサハラ砂漠で見た星空。
どういう現象かわからないが、
キャンプしていた2日間、月がまったく見えなかったのだ。
月明りの無い砂漠で観る満天の星は、世界一美しかった。
優しい砂漠の民と何を食べても旨い食事も印象的だった。
30年前にモロッコを一人旅したとき、
いったい俺は誰と出会い、何を食べていたんだろう・・・
印象に残った優しい人も食事も思い出せない。
毎回出されるタジン料理もスープもサラダも絶品だった。
ラム、ヤギ、牛、鳥肉・・・タジン鍋を使った料理はすべて旨かった。
この旅で、隊員あやこ、まっきーの2人から毎日のように、
「隊長、このツアーを催行してくれてありがとう!」
って何度も言われた。最少催行人数に達してなくて実施したからだ。
すべてに「ありがとう!」と言いたい旅だった。
今年は、会員組織「みんなの旅」を本格始動させて
一人から催行できる旅を目指したい。
今年もやる!サハラ砂漠、キャンプの旅!
<成長のヒント>
すべての感情は、エネルギー。 楽しい、嬉しい、誇らしい 幸せ、安心、自信…
そんな前向きなプラスの感情は
そのまま前に進むために使うのは当然。
怒り、悲しみ、イライラ 不安、不満、心配…
それらの負のマイナスの感情も 否定しないで受け入れて
浄化、転換、反転、還元すれば 前に進むための
莫大なエネルギーに使える。
そもそも マイナスの感情は 前向きに進もうとしているからこそ
その反動(反作用)として、生まれてくるもの。
マイナスの感情を変換するカギは 次の言葉。
「そもそも、求めているのは…」
「だからこそ…(やる)」
「それでもなお…(やる)」
「(それがどうした!)上等!」
そう言ってみて マイナスの印象をだけを抜き取って
もとのエネルギーに戻せば 一気に前に進める。
小田真嘉