「これだけ自分をさらけ出したのって、いつ以来だろう?」 | 「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】

「これだけ自分をさらけ出したのって、いつ以来だろう?」

   訪れる客は個性豊かで、年齢も登山経験も、
   さらには人生経験もまちまちだ。(中略)
   そんな生身の人間との触れ合いこそが、
   長いあいだ自分が飢えていたものだったことに
   裕也は次第に気づいていった。

   「未踏峰」笹本稜平(著)


以前も「内モンゴル騎馬遠征隊」に参加した、
リピーター隊員Nobuの名言を紹介した。
「我々が忘れかけていたもの」

また、彼のFBタイムラインで俺の知らない写真と名言を発見!

 


見送る側になった旅は、初めてだ!
その後、隊員たちが、あんなに泣いていたなんて・・・

  思えば旅に飢えていたのだろう。

  「お金が無いから」とか、
  「休みが取れないから」とか、
  何かと言い訳し続けて早4年・・・。

  無難に仕事をこなしては酒に溺れ、
  ただただ自分を押し殺す毎日が過ぎてゆく。
  やがてそんな自分に慣れきって、
  気付けば旅に出ないことが当たり前となっていた。
  外からの力がはたらかなければ動けぬほどに・・・。

  そんな状態で旅に出て、ちゃんと楽しめたのかって?

  言っておくが消化器同様、
  飢えている時ほど、その吸収力はハンパではない。
  感覚が研ぎ澄まされ、些細なことで感情が溢れかえる。
  これだけ自分をさらけ出したのって、いつ以来だろう?

  仲間と創り上げた唯一無二の物語。
  一人だけでは薄っぺらい話にしかすぎないが、
  それが幾重にもなれば、どんなストーリーも深みを増す。

  久しぶりに出た旅は刺激的で、解放的で、感動的だった。
  この感覚を手放しかけていた自分を戒める。

  俺ってヤツは・・・
  やっぱり旅をせずには生きられない人間だったようだ。
  Nobu


これからも刺激的で、解放的で、感動的な旅を、隊員たちと一緒に創っていきたい!

「内モンゴル騎馬遠征隊」blog 

   写真では何度も見ていた。しかしなかなか実感が伴わなかった。
   そのあまりにも壮麗な景観が、空想の産物、
   あるいは精緻な作り物のように思えて、どこか感情移入できない
   もどかしさを感じていた。しかし、目の前に出現した本物の
   ヒマラヤの峰々は、圧倒的な存在感によって裕也の魂を揺さぶった。

   「未踏峰」笹本稜平(著)