「スノーシューって、何ですか?」
何の情報を知りたいか
ではなくて、それを使って
何がわかるようになりたいのか、
何をしたいのかという、
情報の先にあるものを、
できるだけ考えてみる。
「東大教授が教える独学勉強法」柳川範之
先週土曜日、新潟のガイドうめちゃんを囲んで2015年の
「歩く旅シリーズ」 や「魚沼の旅」の作戦会議をした。
そこで初参加の人から、「スノーシューって何ですか?」って質問があった。
質問に答えるうめちゃんの言葉にグッときて、
「うめちゃん、今の言葉、文章化してよ」って頼んだ。
実は2010年3月にも掲示板でうめちゃんが熱く語ってくれていたのだが、
すっかり忘れていたのだ。
みんなにも想いと体験をシェアしたい。
「スノーシューって、何ですか?」
という単純なもの。もっと言うと「足が雪にできるだけ沈まないように、
靴に板状のものを履かせて、楽に雪の上を歩くことのできる道具です。」
と言われると、なんか違う気がする。じゃあ、いったいスノーシューって、
何をしてもらうものなんだろう?
「人間の形跡のない、本当の自然の姿に触れられるのって、
雪の森しかないんじゃないかな?」
一般に登山やスキーなどなど、自然のなかで遊んでいるようでも、実のところ、
誰かが整備した登山道の上を歩き、区切られた枠のなかで
自然を満喫している気になっているだけ。
「誰かが人を楽しませるために作り上げた場所で遊んでいる」という意味で、
ねずみさんのところで遊んでいるのと変わらない、
雪は登山道や標識などの人工物を隠します。それだけでなく、
夏であれば細かい枝葉で行方を阻むヤブも覆い隠します。なので、
雪のフィールドは安全上気をつけなければいけないところを押さえておけば、
雪の平原、森の中、どこでも自由に歩くことができる。
まさに「俺がここを歩くと決めたから、そこが道になる」世界。
自分で決めて、自分が実行する。しかも歩いたその道を振り返ると、
そこには「俺が歩いた足跡が、目に見えてつながっている」のがわかる。
「誰かがひいたレールを歩くのではない、自分の道は自分で決めるんだぁ!」
そんな人生哲学まで語りたくなるのがスノーシュー。ちょっと言い過ぎたかな(笑)。
夏であれば、登山道を15分くらい歩いてたどり着いてしまう山の頂きでは、
それほど心は動かない。でも、同じ場所でも雪の山であれば、
そのたった15分の道のりが大冒険に感じられる。
心が動き、そこにいるメンバーの心が一つになる。
見えているものは夏と変わらないはずでも、真っ白な雪の景色というだけで、
スノーシューの楽しみはそれだけではない。森の高みに登れば、
帰りは下らなければならない。この下りがまた楽しい。
そりを持っていってそれで滑るのもよし、もっと単純にお尻の下にビニール袋を
腰まで埋まるふかふかの雪の中に身を投げれば、深雪がすっぽりと抱きとめてくれる。
決して温かくはないが・・・。何度か滑ればそこが遊び場になる。
何もない雪の森の中に天然由来の滑り台ができあがる。
それもまた楽しい。と言うか、歩かないで滑ってばかりいることだって、珍しくない。
もう一つ。雪で遊んでいて思うことがある。
「太陽って、暖かいな~!」「家の中って、暖かいな~!」
「温かい飲み物って、いいなあ~!」
そんな当たり前のことを、心の底から、本当に思える。
こんな当たり前の感覚、実は普段心の底から感じることってないですよね。
そんなこんなのスノーシューツアー。その魅力をまとめてみました。
雪の森に、ありのままの自然、それしかないその森に、ぜひ遊びにおいでください!
梅井雅行
今の言葉で表現してもらったら、また、グッときてしまった。
オレは激しく共感できるガイドとパートナーを組んで
一緒に旅できる喜びでいっぱいだ。
いつもありがとう!うめちゃん。
オレがスノーシューを娘たちに体験してもらった想いを言語化すると、
こういうことだったんだと思う。
「人生も同じだよ。誰かが敷いたレールを歩くんじゃなくて、自分の足跡が道になる。
自ら道をつくることが大事なんだよ」
小学生の娘に、そんなことを話したら、うめちゃんが横で笑っていたのを思い出した。
2008年3月、家族4人で新潟・魚沼に行ったときのブログ、
今は高校生と中学生の娘たちも、まだ、2人とも小学生だった・・・。
子供の成長って早い!

今年は1日目の夕方からアメリカ製・薪ストーブ(暖炉)で焼き立て
熱々手作りピザに生ビールをプハっとやって、
夜は古民家で囲炉裏囲んで仲間と一緒に日本酒を呑みたい。
「八海山」「緑川」・・・新潟の酒を新潟で呑む!
酒はそこの郷土料理を食べながら、その地で飲むのが一番旨い!
料理と酒がマリアージュする一杯に仲間と大放談会。
とっておきの時間が待っている。
昼間はスノーシューでアクティヴに、夜はまったりと過ごしたい。
一人じゃできないことをする。普段できないことをする。
これこそが地球探検隊で提案する「心の冒険」の旅。
旅には三つの楽しみがある
と言われている。
ひとつは旅をする計画や準備、
ひとつは旅そのもの、
そしてもうひとつは旅の記憶である。
「パリわずらい江戸わずらい」浅田次郎








