「思い描いていたよりも、はるかに大きなスケール」
人は一生の間に
いくつ答えがたい問いを抱え、
いくつ答えを出してゆけるだろう。
問わなければ、答えもない。
「作家的時評集2008-2013」高村薫
初めて探検隊を担当した現地ガイドと、初めて探検隊で旅した女子隊員が
出会い、結婚した。
そんなガイドと隊員のカップルは3組もいる。
四万十川カヌーの旅で出会い、ハネムーン?はユーコン川カヌー160kmの旅。
その後、ジープ島
にも2人で参加した。オレは、すべての旅に同行している。
3年前、2011年9月の旅の体験談をシェアしたい。
あちゃこ
<ツアー中の食事について>
キャンプであんなに作れるなんて驚きながら、いろんな料理をいただきました。
デザートあり、暖かいものあり、取れたての魚あり、もう贅沢!いつもお代わりしてました(笑)
<現地主催会社のガイド、同行スタッフについて>
フィリップ
食事の単語は英語と一緒にフラ語も教えてくれるフィリップ。
困っている人にすぐに手を差し伸べてくれて、さりげない気配りがたくさん。
ムードメーカーのカート。私の拙い英語を何度も分かるまで聞いてくれて、
ホッとする存在でした。普段はおちゃらけてるのに、カヌーや釣り、調理のときには
ガラッと山の男に。
中村隊長
(探検隊スタッフ):
なんといっても釣りは隊長が一番楽しんでましたね!!
カヌー頑張りすぎてごめんなさい(笑)
あと、ツアーでてっ沈と同じ部屋やペアにしてもらうなど配慮ありがとうございました。
最初から最後まで宿泊もカヌーも別でもいいと思って参加だったので、
役に立った物(あると便利だと思った物)
防寒具の用意が足りないと現地のお店での購入することになるので、防寒具は多めに。
防寒用の手袋を現地で買いました。
あとは日焼け対策は必須です。帽子、サングラス、日焼け止めなど
<忘れられない思い出>
実はユーコン川がどこかも知らず、
カヌーイストの憧れの地とはもちろん知らずに行くと決めた旅行でしたが、
大大大満足の旅でした!!
朝になったら自然に目が覚めて、ユーコン川があって、
カートが温かいコーヒーを入れてくれたり、大自然の青空の下で思いっきり川を満喫したり、
眠たくなったら川で寝て、食べて、笑って、夜は焚き火の前でお酒を交わし、
必死に探そうとしていたけど、いつの間にか自然の音に、周りに入り込み、
流れるままに身をまかせるようになっていた気がします。
野生動物の存在も肌で感じ、一面真っ黄色の紅葉、澄みわたったユーコン川、
青空、満月、オーロラをが目の前に広がり、ユーコンで育ったガイドの
ユーコンに対する思いが、さらに胸を熱くさせた旅でした。
楽しいメンバーとどっぷり自然に浸かるのが大好きとあらためて思いました!
ありがとうございました!
<ツアー中の食事について>
ツーリング中…ガイドが用意。大自然の中だからではなく、
間違いなく街で食べてもおいしいごはん。
フィリップ:ガイドの中でも飛びぬけて自由人。「自分」を持ってる人。
ツーリング、というよりも人生のガイド!
気遣い上手で、しかも褒め上手だから、ツーリング中に
カート:頼りになるお兄ちゃん的存在。でもフィリップより年下なのにびっくり。
今回のツーリング・リーダー?レオナルド・ディカプリオ似(笑)。
些細なことかもしれませんが、日本に関心のあるガイドのふたりだったので、
とても過ごしやすく、話もしやすかったように思います。
熊谷さん:YOSHIさんは、「どうでしょう」あのまんまの方でした。
ユーコンで生活する強さも持ちつつ、でも(こう言っては失礼ですが)
可愛らしさも持った、慕える姉さん!
憧れるガイドをいっぺんに3人も見つけました。
中村隊長(探検隊スタッフ):
隊長と川を下るのは3回目でした。毎回思うことですが、とてもパワフル!
隊長がいたからこそ、というような事はあまり言いたくないのですが、
(隊長がいなくたって、ユーコンはとても楽しいところなんだから)
それでもやっぱり隊長には「引き寄せるパワー」があるような気がします。
ただひとつ…隊長楽しみすぎて、ズンズン先に行くのはやめて~!
足を滑らせてずっこけるグリズリーのこども。走れば追い越せるヤマアラシ。
ルアーに食いついてくるパイク。
ユーコンは、日本で思い描いていたよりもはるかに、
人と自然がすぐそばにいることを実感できる場所でした。
だから、日に日に野生動物に会う機会が増えたんでしょう。
そして丘の上からみたカナダの山、川、森…。
やっぱり、日本で思い描いていたよりも
一番の思い出を選ぶことはできません。それは、あまりに多すぎるから。
それでも、忘れたくない思い出は、カヌーから見たオーロラ。
忘れたくない感覚は、パドルの手を休めて漂ったユーコンのゆらめき。
オーロラは見れなくても、ユーコンは間違いなく素晴らしい思い出をくれるはずです。
目の前の風景がいつもと違うっていうだけでもいいんだ。
いつもとは違う部屋で寝て、いつもとは違う味付けの
ごはんを食べて、いつもとは違う固さのベッドで寝て...
体験とか思い出とかって大げさなものじゃなくても、
自分の生きている世界には、いろんな風景がある
ってことを感じてくれれば、それでいいと思うんだよなあ。
「ゼツメツ少年」重松清














