オーディオ・ブックCD『感動が共感に変わる!』
うまくやろうとするから苦しむ
ひたすら一所懸命
福島正伸
今頃、探検隊スタッフ、イク
は新潟・魚沼で隊員たちと下草刈り
を楽しんでるはず。今年、新潟・魚沼の企画は雪遊びから始まり、田植え体験、下草刈りと全て満席。秋の収穫祭が盛り上がるのは間違いない。
オレと一緒に、沖縄ウォーク、ツリーダム、新潟・魚沼・雪遊び、新潟・魚沼・田植え体験と4回国内の旅に参加した、隊員じぶから講演を頼まれた。じぶはNPO法人えだ福祉ホーム
の所長なのだ。
24(火)初めて車椅子の身体障害者のための講演。
持ち時間は75分。微動だにしない人、突然暴れてしまう人を目の前にして、オレはいつものオレじゃなくなる。講師にとって、頷いたり、笑ったりのリアクションがいかに話の潤滑油になるのか実感。オレもまだまだだ。「ワンフレーズでもいい」なにか心に残れば・・・途中から気を取り直して話すと、いつもの調子で話ができた。少しずつ心が開かれていくのがわかった。障害者だけでなく職員や父兄も含めて最後は大きな拍手で感情を表現してくれた。出会いと新たな機会をくれた隊員じぶに感謝!
質疑応答の時間になって
「地球探検隊の旅は身体障害者でも行けますか?」
オレは、その道のプロ中のプロ、友人、高萩さん
の会社、ベルテンポ・トラベル・アンドコンサルタンツ
を紹介した。
「隊長の本を読みたくても読めないのですがCDのようなものはありますか?」
すっかり忘れていたが、出版社「こう書房」を通してオーディオブック化を許諾していたのだ。早速、「こう書房」に問い合わせると、ちょうどサイトにアップされていた。
オーディオブックCD 『感動が共感に変わる!』 より
■人と人をつなげることは、人を生かすことだ■
これらの経験から「地球探検隊」が扱っている【大人の修学旅行】のコンセプト が生まれた。
「スタッフは添乗員でもガイドでもなく、仲間として参加する旅」 家族を信じきるように隊員も信じたい。じっと待つには根気がいる。自分でやってしまう方が早いしトラブルも未然に防げるかもしれない。見守っていると旅程通りに進まないこともあるだろう。でも、スタッフがいつも「こうしましょう!」という旅は参加者が受身になってしまう。
隊員が心底楽しむことを優先するなら、隊員の判断を尊重し、その判断をサポートすることが大切だ。何でもサポートすると隊員を思考停止状態にしてしまう。「俺は隊員を仕切るのではなく、隊員を引き立てよう」そう決心させてくれた体験だった。
だから最初に発言するのは、できるだけ隊員がいい。最終的な決断をするリーダーは一人でも、リーダーシップをとる人は、どんどん変わっていいと思う。目指しているのは、参加者一人ひとりが個性を前面に出して、主役の場面のある旅。仕切りグセのついている俺は何度も言葉を飲み込むけれど。
人と人をつなげることは、人を生かすことだ。人との関係をつくっていくには、褒めることもいいが、一緒に喜ぶことの方が大切なんだと思う。完璧な旅を目指すのではなくて、個性を楽しむ旅を創りたい。自分も個性を出して、相手の個性を楽しめれば旅も人生も楽しい。だから「仲間として参加する」。隊員との関係はフラットな目線がいい。
『感動が共感に変わる!』より
CD版
の見本サンプルは、まだ届いていないが、ちょっと楽しみだ。女性が朗読しているケースが多いらしいが、オレの本の主語は「俺」だから、女性の朗読はどうなんだろう・・・。
途中でやめると失敗、成功するまでやると経験
松下幸之助