神在月に行く出雲大社と宍道湖、足立美術館の旅 2泊3日  10月27日出発
 

秋の出雲への旅、ご好評につき、確保しておりましたお部屋がすべて埋まりました。
お部屋の追加リクエストをしたのですが、秋はとても混んでおり、
1部屋も追加が出来ないような状況です。

今後の受け付けはキャンセル待ちとなります。
ご了承頂けましたら幸いです。
 

なお、現在、すでにお問い合わせを頂いておりますお客様につきましては
お部屋は仮押さえしておりますので、早めのご連絡をお待ち致しております。

どうぞ、よろしくお願い致します。
 

ベルテンポ・高萩 2016年8月26日

 

 

 

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●北海道新幹線に乗るツアーのはずが・・・

函館にお客様とご一緒しました。

もともとのプランは、

「北海道新幹線開業!函館へGO 2泊3日」

で企画立案しました。

ところが、ベルテンポのお客様から
「東京ー函館4時間は長くてきつい」
とのご指摘があり(確かに長い)、

大阪から参加を希望される方は
新大阪-東京-函館7時間・・・。

鉄道が好きな私でもきつい。

私は考えました。
「そこまでして北海道新幹線に乗リ通す価値があるか。」

結果的に、
行きは飛行機で函館に入ることにしました。

大阪からのお客様も無駄な東京宿泊がなくなり、
伊丹から函館に直行し合流できます。

しかし、新幹線をまるっきりやめてしまうのも
何なので、函館から青森まで新幹線に乗り、
青森のどこかで1泊しましょう、みたいな
話になりました。

お客様はお任せとおっしゃって下さるので、
私が好きな街、弘前に行こう。

プランは当初計画のものとは似て似つかぬものになりましたが、
アレンジを加えて、結果的にとても良い旅になりました。
 

 

なんといっても食事が美味しかったのです。



函館・ラコンチヤのランチ(デザート)


函館の町は観光客であふれかえっていましたが、
北海道新幹線は(たまたまかも知れませんが)
夏休みとは思えないくらい、ガラガラでした。

経済効果だけで新幹線の価値を言ってはいけませんが、
命をかけてトンネルを掘った人たちのためにも、
顧客目線での運用が必要ではないかと感じました。


●新幹線の強みを生かすには

北海道新幹線は苦戦していると聞きます。


であれば、飛行機には出来ないことを鉄道の強みとして
生かしてみるのはどうでしょう。

<提案1>家族連れや子供に優しい新幹線にする

その昔、東海道新幹線に100系という、2階建て新幹線が
走っていました。なんとまだ食堂車があったのです。

この編成の特徴は「グリーン個室」が設置されていたこと。
値段は高いのですが、乳幼児を連れて旅する家族には
人気でした。

JR北海道も一発奮起して新編成を導入する際に、
個室をたくさん設置して、通常の指定席料金プラスアルファで
利用できるようにする。

飛行機で子供に泣かれたりぐずられたりするなら、
個室で4時間のほうが良いと考える親御さんは多いでしょう。


<提案2>食堂車の復活

近鉄の「しまかぜ」に乗車した際、軽い衝撃を覚えたのは
食堂車があったことです。このご時世に食堂車を導入した
近鉄は凄いと思います。
経済合理性から言えば、座席を増やせば売り上げも伸びる。
あえて、座席を減らして食堂車を繋げたチャレンジに驚きました。

新幹線も4時間を超える場合、食堂車を復活させれば
景色が見えずとも旅情が生まれます。

<提案3>新幹線に寝台列車を走らせる

北斗星もカシオペアもなくなりました。
需要がないのではなく、技術的な問題です。

東京駅を23時ごろ出る夜行新幹線を作り、
あえてゆっくり走らせる。そして函館駅を5時前後に
到着させ、スーパー北斗に接続し、朝8時半頃
札幌駅に着く。

サンライズ瀬戸と同じようにビジネス需要が取り込めます。
または函館の観光振興と絡めて、東京駅を夕方出て、
函館に朝到着する寝台新幹線を走らせる。

早く走らせるという呪縛から、JRは解放されるべきです。
函館はすでに勝負あり、札幌も結果は判っているはずです。

ただ延伸延伸と叫んでいても、実際に利用が見込めないのですから、
今後、未来永劫垂れ流す赤字は子供や孫の世代に先送りです。

本当にそれでいいのか、私たちの世代はお金を使うのではなく、
知恵を使って、未来に「良きモノ」を残して行きたいです。

実現可能性が1%でもあるなら、(当事者にやる気がなければ
どうにもなりませんが)JR東日本は新幹線を美術館にしたり
足湯を作ったり、行動できない人たちではないはずです。

せっかく作った新幹線。
あるものは生かす知恵が求められます。


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【ベルテンポ・旅のご案内】

初夏から秋にかけての旅のプラン
ご一緒できますことを楽しみにお待ちしています。

・9月29日 ナイアガラとケベック 【2名様お申込み】
http://beltempo-travel.biz/canada160929
・10月27日 神在月の出雲と足立美術館
http://beltempo-travel.biz/izumo2016
 ・11月17日 アメリカ・グランドサークルとルート66 【4名様お申込み】
http://beltempo-travel.biz/usa2016
・11月27日 紅葉の京都 【6名様お申込み】
http://beltempo-travel.biz/kyoto2016aki

★旅の詳細はこちらから
http://beltempo-travel.biz/
       

 

●富士山は未来からの借り物



「富士山は未来の子どもたちからの借り物である。
今よりも良い状態で引き継いでいきたい。」

富士山登山学校ごうりき 代表 近藤光一さん
http://www.fujitozan.jp/

有名な経営者の言葉にも心を打たれますが、
私は市井の最前線の現場で汗する方の言葉にこそ、
シンパシーを感じます。

富士山で登山ガイドを生業とされている
ごうりきの近藤さん。

彼が私にいつも力説するのは、

「冨士山は私たちの所有物ではない。
未来の子供たちからさかのぼって借りているものなんです。
だから汚すなんてもってのほか。今より良い状態で
未来の子供たちに引き継ぎたいのです。」

 

冨士山にゴミを捨てるなんて、もってのほか。
木々を折るなんて、あり得ない。

それはマナーの問題ではないのです。

 

富士山に限らず、道路にタバコの吸い殻を捨てる。
ゴミを電車の車内に置いたまま立ち去る。

これはマナーの問題ではありません。
人生観の問題です。

それって、未来から見てどうなのか。

我が子の子供部屋にタバコの吸い殻や
ワンカップの空き瓶を投げ込む人はいません。

 

●孫のクレジットカードで借金問題
 

先日、講演をご一緒させて頂いたお医者さんが、

「今の高齢者医療費は、自己負担分以外、
すべて孫、ひ孫のクレジットカードで決済しているに等しい」

と話されていました。

 

日本の財政はすでに破たん状態です。
それでも、今日も孫、ひ孫のクレジットカードは
フル回転です。

孫、ひ孫のプラチナカードは限度額なし。

政府は子育て応援と言いながら、
今日もお年寄りにニッコリ笑顔で
現金をばらまいています。


私たちはどうすれば良いのでしょうか。
なぜ、この流れは止まらないのでしょうか。
 

近藤さんが言われるように、すべての事柄を
未来から逆算して考えることを判断基準にするしか、
正しい未来を子供たちに渡せないのではないか。

 

つまり、自分がいま、まさにこれから取ろうとしている
すべての行動を「未来からはどうみえるか」のモノサシで検証し、
正しい行動をする。

 

ゴミ捨てや環境問題だけではありません。
私たちの日々の仕事も同じです。

私は今、旅行業を生業としています。
旅に出にくい方に「旅のきっかけ」を提供しています。

これは、未来から見てどうなのか。

 

●旅は種まき

 

旅は無形です。終わってしまえば、手元には何も残りません。
残せるとしたら、「思い出」「写真」「レストランのメニュー」「拾ってきた落ち葉」・・・。

 

私は、旅が未来に向けて残せることがあるとしたら、

「考え方」「価値観」の継承、伝承だと思っています。


スイスを旅して感じること
高知を旅して見えて来た日本の原風景

海外を旅すると、日本の良さも課題も浮き彫りになります。


あそこへ行った、ここを見た、の先にある「日本という国との比較」。
日本には良いこと、良いものがたくさん残っています。

その輝きは外に国に出るからこそ、判ることでもあります。

 

120年前にスイスに登山鉄道を作った人も
300年前に阿蘇に桜を植えた人も

 

自分が見届けることはなくても、
未来への種を蒔こうと考え、行動した人たちです。

 

旅することで、私たちが今、感じ、考えた「思想」を未来に語り継ぐ。


美しい日本を、より美しく磨き上げて、次の世代にバトンを渡す。

 

近藤さんが富士山をピカピカに磨き上げて、未来にバトンリレーするように、
私も日本という国を磨き上げて、次世代にバトンリレーします。

もちろん、私一人ではできません。

どうぞ、お力を貸してください。

 

高萩徳宗

秋の京都・混雑を避けて楽しむ紅葉の旅2泊3日 11月27日出発

 


バリアフリー旅行がブームだそうです。
時々、新聞で
 
「バリアフリー旅行活況」
「障害者も楽々安心の旅」

みたいな記事が掲載されているのをご覧になられた方もいらっしゃると思います。

でも、実際には多くの、障害がある方、お足元の悪い方など
旅を諦めている方は、ほとんど旅に行けてません。
 
統計を取っている訳ではありませんが、多くの方は諦めているのが現状です。
 
 
原因は、
 
1 旅を企画する側の意識のピントがずれている
 
2 応援したいと考えている人の感覚のずれ
 
3 障害がある方ご自身の考え方
 
4 社会の風潮

この4つに集約されます。
 
 
1 旅を企画する側の意識のピントがずれている

旅を企画する側の意識のピントがずれているというのは、
バリアフリー旅行と言った瞬間に「トイレや移動が大変な人」の為の
企画を作ろうとしてしまうこと。

トイレが心配だろう
バスの乗り降りが心配だろう
車イスを押す人や入浴の介助が必要だろう

善意から来ていることですが、そこがスタートラインだと

観光箇所には多目的トイレ完備!
安心のリフトバス利用!
介護ボランティア同行!

と大きな文字が躍ることになります。
そうすると、何が起きるか。
 

失礼を承知で言えば「旅が面白くなくなる」のです。
 
 
人は手すりを探して旅をする訳ではありません。
トイレを使いに出かける訳ではありません。
 
手すりやトイレは「必要な配慮」のひとつに過ぎないのです。
旅のドメインはあくまで
 

期待を超える絶景
一品一品が美味しい食事
上品で清潔な宿
素敵な旅先での土地の人との出逢い
 

ここが私達のサービスの軸。
その上で、個々のお客さまに必要とされる配慮があれば
ひとつずつ解決して行く。
 
そんな訳で、毎度のことですが、魅力的な京都の旅を
「バリア・アリー」で企画しました。
 
お寺や神社には、どうであれ、多少の段差や階段があります。
だから、行かないとなると、京都には近づけません。
 
でも、お寺さんなんて究極のサービス業。
お詣りして貰ってナンボですから、一緒にどうしたらいいか、考えてくれます。
私達も考えます。
 
だから、どうか、バリアフリーを入り口にしないで、
「行きたい気持ちを入り口」にして頂きたいのです。

福祉旅行は作れませんが、素敵な旅なら作れます。
そして、私たちの旅には、老若男女関係なく、さまざまな方が参加して下さっています。
 
子供連れの方もいれば、杖を使う人もいる。
女性のひとり参加の方もいますし、
首から下がまったく動かないなんて、重度障害の方も、健常者に混ざって普通にお酒を召し上がっています。

これが私は理想の旅の在り方だと信じています。
 
 

2 応援したいと考えている人の感覚のずれ
3 障害がある方ご自身の考え方
4 社会の風潮
 
これらについても、折に触れて書いて行きます。
 
秋の企画をホームページにアップしました。
 
 
 
 

ベルテンポは障害者のための旅行会社ではありません。
障害者向けの旅行を作っているのでもありません。

 

旅を作るとき、障害に着目してしまうと本質から
外れてしまいます。

 

 

車イスを使う人の為の、とか
杖でも行ける旅、とか

 

 

そこをスタートラインにしてしまうと
リフトバスを使っている、休憩場所に多目的トイレがある、
介護者がいて、お風呂にも入れます。
みたいなことが、旅の売りになってしまいます。

 

そして、これらの旅には、いわゆる健常者の方は
絶対に参加しません。

 

別にリフトはいらないし、お風呂にも自分で入れるし、
この旅に申し込む動機はなにもありません。

 

そんな旅を作っていながら「共生」なんてキレイごとを言っても
100年経っても、永遠に無理です。永遠に居場所を区別することになるだけです。

 

私、良くたとえて言うのですが、たとえば私がカレー屋さんに行き、

 

「えーと、今日は何にしようかなあ。
いつものヒレカツカレー、それともチキンカレー、ナスとトマトのカレーもいいなあ」

 

とメニューを見ていたら、スタッフが、

 

「お客様、すみません。障害者の方はこちらのメニューでお願いします。」

 

と渡された専用メニューには「障害者カレー」のみ。以上。

 

これはおかしいですよね。

でも、旅行の世界では、当たり前のようにこの状況が続いています。

 

京都を旅するのに、

 

家族旅行
女子旅
ひとり旅
就学旅行
社員旅行
障害者旅行・・・

 

はおかしいですよね。

 

家族の中に障害がある子供がいる、
女子旅の仲間の一人が耳が聞こえない
全盲でひとり旅が大好きな人を知っています
修学旅行、社員旅行に当たり前に障害がある参加者がいる

 

それが社会の当たり前の姿なのに、旅行会社はいまだに
「すみません。障害者の方は『障害者カレー』単品になります。」

 

と平然と言う。

 

パッケージツアーに障害者の参加を認めろとか、そういうイデオロギー的なことを言っているのではありません。

 

区別は差別、までは言いませんが、区別している限りは本質が見えて来ないのです。

 

大切なことは区別ではなく、「必要な配慮」です。

 

 

私達ベルテンポが考える旅の在り方は、

 

人生、一度は見てみたい風景
世界の車窓からみたいな、旅
屋台やバルで地元の人に混ざって飲む

 

そんなワクワクする旅に、年齢や障害、立場、職業、
関係なく参加するチャンスがあり、
気兼ねなく当たり前のように旅ができる、そんなイメージです。

 

ちょっと固い言葉を使うと「機会均等」です。

 

障害を理由に断られるのも論外ですが、
障害を理由に、
障害者ばかりが集まったツアーに参加するしか「選択肢」がないのは嫌なのです。


 

ベルテンポの旅は、お客様にとって選択肢のひとつですから、「ベルテンポしかない」という状態も嫌なのです。

 

他の旅行会社さんにも良い旅はたくさんあります。

 

その中で「どれにしようかなあ、迷うなあ」という状況を、
障害のある、なしに関わらず、作りたいのです。

 

これから先、ベルテンポの中でも多様なニーズに応えられるような選択肢を少しで増やして行きたいと考えています。

 

その選択肢の幅を、ちょっとだけ広げるのが、「チャレンジ」な旅です。

 

ここから下は旅の宣伝です。

 

11月17日からのアメリカ・グランドサークルの旅には、ワイルドな要素がいくつも盛り込まれています。かなりチャレンジな旅になります。でも、障害の有無に関わらず広く、ご参加を募っております。

 

bryce-usa

 

砂ぼこりとトラックの荷台に乗って運ばれるような、そんなワイルドな旅を面白そう!と感じて下さる方、大歓迎です。

 

簡単なご案内しかしていないにも関わらず、すでに4名の方から手があがりました。

 

お二人は、世間一般でいうところの「健常者」お勤めの方で、おふたりともひとり参加です。

もうお二人はご病気などで歩行が不自由、杖を使うなどして生活をされているおひとり参加の女性です。

 

年齢もお住まいも、お体のご様子も違う、4名のおひとり参加の方が、この旅を一期一会のご縁として、寝食を共にする。

 

これが、まさにベルテンポが望んでいた姿です。

 

団体ツアーではありませんので、あと4名様で一旦、受付を止めます。
現地の対応が可能であれば、さらにあと2名程度はお受けできるかも知れませんが、ぜひ、よろしければご検討ください。

 

今回も日通旅行様のご高配と協力で、旅を作りあげて参ります。
参加される方の顔ぶれが固まって来ましたら、詳細を詰めて参ります。

楽しみにお待ちください。

 

★詳細はこちらから
グランドサークルの絶景と国立公園内のロッジに泊まる旅