初ラスベガス。

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今回の旅で、私は初めてラスベガスに泊まりました。

 

初日と最終日の宿泊だけだったので
夜の街には繰り出していません。
まあ、ネオンギラギラで圧倒されてしまいましたが。

 


これ、空港の搭乗ゲートです。

 

 


ラスベガス空港内全体がこんな感じです。


 

ドライバーズガイド、山下さんのお話を伺って、
ちょっと意外だったのが、
ラスベガスがあるネバダ州はカジノで支えられている訳では
ないということでした。

 

砂漠の中に街を作るために、カジノ都市を計画したのではなく、
ネバダ州の主要産業である鉱物資源の採掘に従事する人の
家族の雇用を創出するために、カジノを作り、ホテルを作った。

 

私が泊まったホテルモンテカルロは中規模ホテルですが、
客室が約3,000室あります。

ここで働く従業員は3,500名。
いちホテルだけで恐るべき雇用の創出です。

 

日本で今、まさにカジノ法案が話題になっていますが、
ラスベガスのような開き直り、つまり清濁併せ呑む覚悟が
日本人には持てないでしょうね。

私は個人的には日本にカジノはいらないと思いますが。

 

もうひとつ、印象的な街を訪れました。
お隣アリゾナ州のセリグマン。

 

西部劇に出て来そうな、典型的なアメリカの田舎町。
ルート66の歴史を残すために、まち全体が博物館の
ようにレトロなコレクションにあふれています。

 

都市の規模はあまりに違いますが、
私はラスベガスとセリグマンに「生きていくための覚悟」を
感じました。

 

誰かが助けてくれる訳でなない、自立が強く求められる
アメリカでは、町が町として成立するためにどうするのか、
住民が考えて、行動に移す必要があります。

 

物事には光があれば、影もありますから、
100点満点の完璧な答えはありません。

 

あるのは明確なゴールの設定と、
そこへ向かおうとする姿勢です。

 

今、日本で地方創生が叫ばれていますが、
「創生」って何だか分かりにくいです。

 

国民を束ねる政治家は、創生というあいまいな
言葉でお茶を濁すのではなく、
我が町のゴールを市民に明確に示さなければいけません。

 

反対意見はあると思いますが、私は創生なるものに
補助金や税金を使う事には反対です。

 

明確なゴールが見え、そこに向かいたいと感じる
エネルギーが強ければ、おのずとことは前に進みます。

 

トランプを選んでしまうアメリカ、大丈夫か?と
想いながら今回の旅を終えましたが、アメリカでは
日本とはかなり違うスタンスで報道がされています。

 

歴史が浅い国だからこそ、
移民や人種差別の国だからこそ、
自分たちが何をなすべきかが、判っているのかも
知れません。


機内からの夕日と富士山のシルエットが見事でした。
 

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オンリーストーリーさんを地球探検隊の中村隊長からご紹介頂き、
先日、ご取材を頂きました。

 

現状もまだまだなのですが、少しだけ未来を語っています。
よろしければご一読ください。

 

オンリーストーリー

http://onlystory.co.jp/stories/685


子供の交通事故をゼロにするにはどうしたらよいのか。
 
10月31日付のブログで、
 
という記事を書いたところ、大きな反響を頂きました。
 
同じ想いを持ってくださる方が、日本中に大勢いて下さる
ことを、心強く思いました。
 
そして、今日はその続きです。

子供の交通事故をゼロにするにはどうしたらよいのか。

念のため、確認をしておきますが、

子供の交通事故を減らすにはどうしたらよいのか。

ではダメなんです。

子供の交通事故をゼロにするにはどうしたらよいのか。
 
でないと。

議論の前提として「対前年比、5%減」とか、
そういう話ではないのです、子供の命は。
 
今年はだいぶ減って良かったね。
みたいなところを落としどころにしてはダメです。

理想と言われようと、無茶だと言われようと、
目指すゴールは、子供の交通事故ゼロです。
 
 
★啓もうやマナーでは問題は解決しない

横浜の小学生の痛ましい死亡事故の後、
何か、社会に変化があったのでしょうか。
 
アメリカ大統領選や、福岡の陥没事故で持ち切り。
ニュースは超特急で消費されるばかり。
後追い記事は「87歳ドライバー、認知症の検査へ」
みたいな、事故の本質とはかけ離れた報道だけです。
 
 
その後、千葉では19歳の少年が運転するトラックが
通学の列に突っ込みました。

警察が何もしていないとは言いません。
PTAや地域の人も、このままではいけないと
危機感を持っている地域も多いでしょう。
 
メールやブログに多くの共感の意見を頂きました。
 
私、その後も色々と調べたのです。
グーグル検索で、
『子供の交通事故をなくすには』とキーワードを入れて。

上位検索されたものから、順にみて行きましたが、
そのすべてが、

・子供への安全教育(道路の端を歩きましょう。飛び出してはいけませんなど)
・地域住民へのマナーなどの啓もう

このふたつでした。
私は日本は正直、ダメだと感じました。
 
子供への安全教育は大切ですが、これは順序が逆です。
 
子供は飛び出すのです。
子供は通学中、ふざけてじゃれ合うのです。
 
それを前提に「安全」を語らねばいけません。
注意するべきは子供ではなく、車やバイクを運転する大人です。
 
マナーや啓もうが無意味とまではいいません。

ただ、このような啓発活動に賛同するような方は、
そもそも危険運転はしない人たちです。
 
くわえタバコやスマホを操作しながら運転をするような人や、
違反を繰り返して免停スレスレのドライバーが
マナーや啓もうで、自らを反省するとは、私には思えません。
 
★交通刑務所で刑務官から聞いた話
 
その昔、通信制大学で学んでいたとき、ゼミの先生の計らいで
市原の交通刑務所を見学する機会がありました。
 
刑務所の中を初めて見た事実より、
刑務官の方への質疑応答の答えが、今でも忘れられません。
 
交通犯罪の再犯率は高いそうです。

飲酒運転や暴走による死亡事故で刑期を終えても、
また事故を起こしここへ戻ってくる人が多く、
私たちは再犯率を下げるために苦慮していると。
 
私は驚きました。

要するに、危ない人たちが繰り返し事故を起こしているのです。
 
このような、ルールやマナーや啓もうが通じない人達が
ハンドルを握る道路を、子供たちに「自分の身は自分で守ろう」と
言うことに、むなしさを感じませんか。

大人が「子供の交通事故減」ではなく「事故ゼロ」を目指さないと、
事態は変わりません。
 
誤解して欲しくないのは、
更生など出来ないと決めつけているのではなく、
危ないドライバーがいることを前提に
安全対策をしなければいけないと言う、
当たり前の事実としっかり向き合いましょうということです。
 
 
★「あそこは以前から危険だと思っていた」
 
事故が起きると、決まって聞かれることばがあります。
 
「あそこは以前から危険だと思っていた」。
 
だったら、
なぜ、事故が起きる前にどうにかしなかったのか。
子供の命が奪われないと、行動が起こせないかと悲しくなります。
 
クレーマーと思われることを承知で、
某警察を訪れて、交通課の若い男性警察官に聴いてみました。
 
「よく言われますよね、『あそこは以前から危険だと思っていた』と。
 
何かあってからでは遅いですよね。
 
何年か前にも国道●号線の、危険が指摘されていた交差点で
小学生の女の子がはねられてなくなりましたよね。
今でもお花が供えられています。
 
その後、信号が付いたと思いますが、信号機は子供の命と
引き換えのでしょうか。
何かないと、警察は動かないというのは本当なのでしょうか。」
 
若い男性警察官、困ったように苦笑いして、

「・・・」

私は、
警察の不作為を責めることが目的ではなく、
何か起きる前に、私たちに何ができるのか、
どんな段取りで市民が動けば、
状況が一歩前に進むのかが聴きたいと伝えましたが、

「それは地域やPTAの方のご協力が大事かと。」
とお茶を濁されました。

日本人がいちばん得意な「たらい回し」です。
少なくとも、この課題を解決するために、共に問題を
共有するとのスタンスではありませんでした。
 
これが警察、交通課の平均的なスタンスかは分かりません。

警察、行政、PTA、学校・・・。
ぐるぐる、ぐるぐる回って、回って、目が回っている間に、
また子供の命が失われていく危険が回避されないまま、
状況は何も変わりません。
 
誰がどうとかではなく、
すべての大人が当事者意識をもたない限り、
子供の安全など、守れるはずがありません。

これはきっと男社会の弊害なのでしょうね。

男性は子供の安全というテーマですら、評論家になりがちです。
 
「それは、●●だから難しいんですよ。」
 
難しいのなんか、判っていますよね。
だから、あなたはどうするの。やらない理由など聞きたくありません。
 
あなたの覚悟と行動が聴きたいだけなのです。
安全を確保するのに、評論家はいりません。
 
 
 
 
 
 

私の経営者仲間で、今月末からアメリカ・グランドサークルの旅に
ご一緒する田中さんが、アメリカのモーターショー視察を兼ねて
先にアメリカ入りされています。
 
ラスベガスやシリコンバレーを回り、今、ニューヨークに
ひとりでいるらしいのですが、アメリカの各都市での移動は
ほぼすべて「ウ―バー」を使っているそうです。
 
ウ―バーはご承知のように、いわゆる「白タク」です。

日本では過疎地の特区を除き、認められていませんが、
アメリカではタクシー業界を脅かす存在になっているようです。
 
人気の理由は、
 
・スマホで自分がいる場所を特定させ、
・行きたい場所を入力すると、
・迎えに来る車が明示され、
・目的地までのルートと料金が明示され、
・決済はクレジットカード。
 
つまり明朗会計。乗る前に金額が判りチップも不要。
 
 
既存のタクシーは、
 
・運転手の当たりはずれは乗るまで分からず、
・地理に不案内だと遠回りされるかも知れず、
・幾ら係るかは、到着しないと判らない。
・おまけに運転が乱暴でチップを当然のように要求する。
 
これでは既存のタクシーに勝ち目はありません。
(あくまでアメリカの話ですよ)
 
田中さんがニューヨークの空港で見た光景。

飛行機を降りて車を待つ黒山の人だかり。
 
タクシー乗り場ではありません。
ウ―バーで読んだ車を待つ人でごった返しているのです。
 
タクシー乗り場は閑散としていたとか。
 
 
さて、日本が岩盤の規制に守られて、
業界が守られるのか、乗客の安全が守られるのか。
 
私はタクシー業界は、岩盤の規制で
「業界」ではなく、「お客さま」を守って欲しいと思います。
 
・清潔な車内と礼儀正しいドライバー
・挨拶がきちんとできるドライバー
・道が明朗で、運賃も明示できる料金体系
・乗客の命を預かっているという誇りを持った運転
 
これらが約束されるなら、私は日本でのウ―バーの規制に賛成します。
 
 
でも、最近、タクシーをめっきり使わなくなりました。
 
いつだったか、羽田で国際線がフライトキャンセルになり
タクシーで大田区のホテルまで移動したのですが、
今時、こんなドライバーがいるんだと思うような
雲助ドライバーでした。
 
近距離でふてくされたのか、行先に対して返事もなく、
運転も最悪でしたが、私が都内の人間と知ってか知らずか、
恐るべき遠回り。
 
未だに遠回りする雲助がいたとは驚きました。
大手4社の看板を背負った会社の乗務員です。
 
私はウ―バーの規制に反対の立場を転換することにしました。

残念ですが、このようなドライバーが大手タクシー会社の
乗務員にいる限りは、ウ―バーが日本にも参入して、
本来の消費者保護をしたほうがいい。
 
タクシー会社さんが規制を守り抜くには、
政治家への陳情と合わせて、
安全と安心を地域と顧客に約束して欲しいと切に願います。
 
2種免許を持って、乗客の命を預かることへの責任と信頼が
今のタクシー業界にあるでしょうか。

荒い運転で何度怖い思いをしたか分かりません。
 
タクシーは高いから乗らないのではなく、
怖いから乗らないのです。
 
タクシーに乗って、怖くて首都高など乗れません。
いつ、命を落としてもおかしくない運転です。
 
警察もどうして取り締まらないのだろう。
深夜の暴走タクシーを。
あちこちで事故が起きているというのに。
 

ニューヨークの閑散としたタクシー乗り場と
ウーバー待ちでごった返す乗り場。
日本でも遠い未来の話ではないかも知れません。
 
写真は田中さんのフェイスブックよりお借りしました。
ニューヨークの空港でウ―バーの配車を待つ乗客。
 
 
 
 
 
 
日本は治安も良く、暮らしやすい国と言われています。
確かに市民の誰もが拳銃を持っている訳ではなく、
鞄を足元に置いて電車の中で居眠りしても、
ひったくられることは少ない国です。
しかし、軽トラックが登校中の小学生に突っ込んできて
命を失ないました。
そして、このような事故が後を絶ちませんが、
根本的な解決策を日本の社会は見出そうとは
していません。
本当に日本は「安心」して暮らせる社会なのかと
疑問に思います。
●カナダで驚いたこと
私が生まれて初めて外国に出かけたのは30年前の
カナダへのバックパッカーの旅。
一面、真っ赤な土が、まるで映画の舞台のような
プリンスエドワード島をレンタカーで走りました。
走る車も、歩行者もほとんど見かけることは
ありませんでしたが、はるか先まで見通しの良い
道路で、スクールバスがハザードランプをつけて
停まっています。
その後ろに3台ほどの車が、アリの行列のように
くっついておとなしく停まっています。
更に驚いたのは、反対方向に向かう車も1台、
スクールバスと向かい合う形で停まっています。
ほとんど車が通らない田舎道なので、ちょっと
滑稽な光景だったのですが、最初、意味が
分かりませんでした。
ところが後から知ったのですが、カナダでは
スクールバスがハザードランプをつけて
停車している場合、いかなる場合でも
追い越しも、離合も禁止されています。
追い越すのはご法度ですが、
反対側から来る車両も停止が義務付けられています。
------
★スクールバス乗降時には停車する
スクールバスが児童生徒の乗降のために
STOPサインを出し、赤色停止灯を点滅させて
停車している場合は、安全を確保するために
対向車も含めて、バスから約6メートル(20ft)
離れて停止しなければなりません。
但し、道路が中央分離帯等で物理的に
遮断されている場合には対向車線の
走行車両は停止を免除されます。
------
この法律はアメリカ、カナダ共通のものです。
都市部では渋滞が発生しますが、イライラ
する人はいません。
社会の認識として、子供の命より優先される
ものはないからです。
横浜の痛ましい事故は初めてではありません。
日本のあちこちで同様の事故が相次いでいても、
信号をつけたり、歩道をペイントしたりと言った
対症療法で終わりです。
私、実は警察に聴きに行ったのです。
今の日本の子供達の通学事情は恐ろしすぎる。
対症療法ではなく、根本的な対策を行わないと
同じことを繰り返すはずだと、
「何かあってからでは遅いのでは?」と交通課の
若い警察官に尋ねました。
するとお巡りさんはバツが悪そうに、
「警察の立場としては、歩行者だけではなく
車両の渋滞防止やドライバーのストレス軽減も
同じ土俵で考えざるを得ないのです。」
と話していました。
警察は社会の鏡ですから、要するに
日本という国全体が、子供の命よりも
経済合理性を優先させるとの暗黙の了解が
存在しているのだと思います。
これは警察の問題ではなく、私たちひとりひとりの
問題です。
私がカナダに住んでいたころ、子供の安全を
最優先させることに異論をはさむ人など
いませんでした。
相対的に見て犯罪は少ないかも知れませんが、
粗っぽい運転をするドライバーは何も高齢者
だけではありません。
高齢者の免許を返納しても、子供の事故は
減りません。
私が全国を旅すると、どの土地の人が必ず
いいます。
「この地域は運転が荒っぽいので有名です。」
どこへ行っても、聞く話です。
要するに、日本中が荒れた運転な訳です。
そして、私たちはそれを放置しています。
子供の命を「不作為の作為」で奪ったのは
何もしない、私たち大人全員の責任です。
大川小学校の悲惨な津波被害も同じ
土俵にある問題です。
機会があれば、
大川小学校のことも書こうと思います。

高萩徳宗

 

 

・横浜小学生死亡事故「軽トラック運転手87歳逮捕」

http://www.sankei.com/affairs/news/161029/afr1610290008-n1.html