アマプラで、海辺のポーリーヌと美しい結婚を見たら、おすすめされたんで見ました。

気持ちの無いセックスしか出来ない、行きずりとかお金払ってする場合にしか勃たない男性が主人公の映画ですね。

あれ?どこかで見たことありません?そんな人。


とりあえず、冒頭で主人公の男性の股間が丸見えなんですけど、私はこんなでっかい息子氏を初めて見ました。

私がこれまで見て来た息子氏の中で一番大きいのは、実は祖父のものです。幼少期に一緒にお風呂に入った時に見た記憶があります。その後、男性とセックスすべく久々に息子氏と再会を果たしたのですが、あれ?なんか全然違うくない?と思ってしまいました。この映画の主人公の俳優さんのは、その記憶を塗り替えるくらい大きいです。

皆さん、もしかして、これくらい立派なのを毎日、咥えてます?


セックス依存性にどうも苦しんでいる役という事で、この人からはあんまりエロさは感じませんでした。かなり、イケメンなんですけどね。


途中、ガラス張りのホテルの窓際でセックスする場面があるんですけど、実際にあるホテルを使って撮影してるようです。映画の撮影の数年後に、映画のシーンを再現しようと同じ場所でセックスしてたカップルがいたそうなんですが、窓が外れて、落ちて亡くなってしまったそう。ニューヨークの真ん中なんで、人通りも多く、その時の死体の写真をたくさんの人がスマホで撮ったらしく、調べれば写真が出てくるそうです。

https://eiga-pop.com/movie/1305/trivia



何か落ち着く話ではありますけど、新たな発見とかは私にはなかったです。

ある意味、こういう日常を送ってますからね。

タバコ休憩みたいな頻度でオナニーしてて、会社のトイレでもしてるんですけど、私もこんなんですね。しないとスッキリしない。

気持ちのあるセックスをしたい人を避けようとする。

相手がせっかく気持ちを込めてくれてるのに、それに応えられないんですよね。

それで相手を怒らせたりとか。

何度もそういう経験はあるので、主人公の苦悩は人ごとではないですね。

私とするのと、お店でするのとあんまり変わらないんじゃないか?虚しくならないか?という事が心配なので、私を好きになりそうな人はとりあえず、避けて生きています。

この辺りの微妙なニュアンスは難しいですね。


映画の感想としては、私の生活を撮るとこんな感じかもしれない、でした。


ニューヨークの地下鉄で主人公が移動中に、目が合った人妻を視姦するところから始まるんですが、みなさん、視姦した事あります?

今日も電車乗って振り返った瞬間に座ってるおじさんと目が合ったんですけど、視姦まではして来ないですよ。まぁ、私はそのおじさんに抱かれる想像を一瞬でしますけど。

ちょっと、今日は無いなって感じのおじさんでした。


映画の終わり、同じ人妻に再び地下鉄で遭遇するんですが、冒頭で素朴な感じだった人妻が、映画の終わりには、ちょっと色っぽくなって、今度は人妻の方から主人公を目で犯し始めるんですよね。この対比構造とか、その他、よく考えられてる映画って感じでした。


色々、解釈の仕方はあると思いますが、主人公とその妹は異母兄妹、両親のどちらかから性的虐待を受けて来た、それが原因で保護されて、アメリカに移民としてやって来た。兄妹は別々の家庭に養子縁組された、兄妹はアメリカでは別々に育ったが、大人になって再会した、という感じなのかなと思います。妹の方はもしかしたら、アメリカの養子縁組先でも性的虐待を受けて来たんじゃないかなぁ?兄にもやたらとベタベタしますけど、それしかコミュニケーションの取り方を知らない感じでした。兄もセックス依存性なところを見ると、コミュニケーションの方法、愛情の示し方をセックス以外に知らないから、妹に性的なものでない愛情を示す事ができずに困っているという感じなのではないかと思いました。だから、お兄ちゃん!って迫って来る妹をとにかく避け続けるんですよ。

私の場合、このお兄ちゃん!と迫る対象が夫とかで良かったです。だって、セックスしてもいいもの。それは恥ではない。



下記の解説も参考にしました


追記

そういえば、気持ちを持たないといけない女性とする前は、主人公、コカインか何かをスニってましたね。普段、そんな事、しないのに。緊張したんでしょうね。