今日は美容院に行って来た。

美容院には雑誌が読めるタブレットが置いてある。

前回、美容院に来た時に発見したビール王国という雑誌を今日も読んだ。

 

 

何故かというと

 

上記に詳細を書いたが、眞鍋かをりさんが連載を持っているからだ。

私は眞鍋さんのファンになってしまい、眞鍋さんの本を2冊も買ってしまった。

 

今回の眞鍋さんの話はタイに行った話だった。

私もトランジットのために数時間だけタイに滞在して、食事をした事がある。

タイのスワンナプーム空港には、鬼が綱引きしているような大きな像があった。

 

 

 

調べるとインド神話の乳海攪拌の場面を像にしているらしい。

そして、綱引きではなくて、竜の神さまを山に巻き付けて、一方を神々が、一方を阿修羅が引いて、不老不死の薬、アムリタを作ろうとしているらしい。

 

巻き付けてられている竜の神さまヴァースキは、日本では九頭龍王となったとか。

九頭竜王は戸隠神社とか白山信仰とかに関わるという事で出てきます。

竜というかナーガなので蛇神さまですね。

ヨーロッパ系の信仰だと蛇は悪魔の手先で、イブをそそのかしたりしますが、インドからアジア系の信仰においては神さま扱いなのが、前々から面白いと思っているポイントです。

鏡餅の餅は、蛇がトグロを巻いてる姿だとか。カガミではなく、カガシ(蛇の方言)だとか色々調べたら出てきます。

稲作をするにあたって、米を害虫や小動物の被害から守ってくれる蛇が神聖視されたとかいう説も見た事ありますね。

稲作という技術とともに神話も伝播して現地に馴染みやすい形に変わったのかもしれませんね。

その辺、全くの想像でしかないですけど。

 

何でそんな事調べてるかというと、同じ動物でも文化が違うとこれだけ捉え方が違うという事は私が今、当たり前だと思っている色々な事は状況が違うと当たり前ではないと実感するためです。

 

 

 

 

 

 

何か実際に見ると運動会をしているようにしか見えなかったので、何か愉快な像だな、なんて呑気な事を思ってしまったのだけど。

 

今日は良いビールを買って来よう♪

 

縄も蛇ですよ。