再発難治性のB細胞性リンパ腫や25歳以下のCD19陽性B細胞性急性リンパ性白血病に対する画期的治療法として2019年に日本でも承認され、高価ではあっても従来は治療が困難であったそれらの疾患に対し相当に高い割合で持続的な寛解状態をもたらしうることが明らかとなったCAR-T細胞療法については、本ブログでも、昨年11月の一部の血液がんの最新治療であるCAR-T細胞療法についての中でやや詳しく取り上げました。

 

 その後、このCAR-T細胞療法と、再発難治性の血液がんに対するもう一つの強力な治療方法であるHLA型半合致造血細胞移植(ハプロ移植)について、2023年10月15日の日本血液学会の公開シンポジウムにおいて、豊嶋崇徳北海道大学医学部教授(血液内科)の行ったご講演の記録をわかりやすく説明した記事があることに気が付いたので、大分時間がたって遅くなってしまったのですが、以下にその記事をリンクすることにします。

 なお、HLA型半合致移植の有効性についても、京都大学の城友康氏らの研究グループによる英語論文による重要な研究成果が報告されているのですが、この論文については、別の機会に改めてブログで取り上げようと思います。

 

 

 

 

 

 それから、画期的な治療法であるCAR-T療法を受けられた方で、その後も寛解状態を維持されている方又はその家族の方のブログがあればよいのですが、この治療法が新しい治療法であることから数は多くはないようです。ただ、いずれも2023年に再発難治性のB細胞性リンパ腫に対してこの治療を受け、その後寛解を維持されている方のブログが若干あるので、以下にリンクをします。

 

 悪性リンパ腫とたたかうぞ‼

 

 いまを生きる Living in the present