はじめに
かつてホールで人気のあったパチスロを、業務用ゲーム機に改造するためのアミューズメント仕様基板をご利用の方のために、取り付け方法をご案内するサイトです。初心者の方でもおできになるように、電子工学などの専門知識がなくても、中学校の理科や技術家庭の知識があれば理解できるように編集されています。
①AM企画謹製アミューズメント仕様基板MKT001を②サミーの4号機北斗の拳に取り付け配線する工程をご案内します。①が各社製パチスロアミューズメント仕様基板に、②が他メーカー機種に変わっても、基本的な理屈がわかっていれば臨機応変に対処できるはずです。
 
MKT001
 
電源の確保
アミューズ仕様基板は電源を持ちません。SLOT本体から横取りします。
今回は、サミー製4号機北斗の拳への配線です。
(1)GNDをさがす
(2)電源はSLOTの電源BOXに近いところから横取りします。(1)が確定出来たら電源BOXのGNDからDC24Vをみつけて、SK-4のCN1⑪茶を並列(パラレル)で横取り、SK-4のCN1⑫赤を並列(パラレル)で横取りします。
払出疑似信号
CN3(5P)の出力がある基板の場合
サミー製4号機北斗の拳は5Vアクティブローのホッパー駆動信号が利用できます。MKT001でCN3(5P)の出力がある場合はホッパー駆動信号を切断しSLOT側をMKT001基板に取り込み、2回路の払出疑似信号を払出センサーのSLOT本体側につなぎます。
 CN3(5P)の出力がない基板の場合
基板は払出疑似信号を1回路しか持ちません。北斗の拳は払出センサーが2個あり、それぞれに払出疑似信号を送る必要があります。通称サミーボードと呼ばれる信号分岐回路基板を使って、MKT001の払出疑似信号を2回路に分岐します。通称サミーボードが手に入らないときはマイコンで払出疑似信号を作って回路に乗せて割り込み配線します。
通称サミーボード
 マイコン制御払出疑似信号分岐回路 
メダル投入疑似信号
ブロッカー(ー)
MAXBET
中央表示基板CN4はアクティブハイの信号なので、MAXBETボタン信号線を切断してSK-4基板につなぐと、SLOT側がオープンになり、通常時ロー(ノーマルロー)であるべき北斗がエラーになってしまう。CN4⑤緑のSLOT本体側はGNDにつないでおかなければならない。MAXBETアクティブローは50Pフラットケーブルの39Pからとれるので、こちらがいいかもしれません。 
景品払出
 
 
 
 
はじめに
かつてホールで人気のあったパチスロを、業務用ゲーム機に改造するためのアミューズメント仕様基板をご利用の方のために、取り付け方法をご案内するサイトです。初心者の方でもおできになるように、電子工学などの専門知識がなくても、中学校の理科や技術家庭の知識があれば理解できるように編集されています。
①マインズ社 謹製パチスロアミューズメント仕様基板SK-4を②サミーの4号機北斗の拳に取り付け配線する工程をご案内します。①が各社製パチスロアミューズメント仕様基板に、②が他メーカー機種に変わっても、基本的な理屈がわかっていれば臨機応変に対処できるはずです。
マインズ謹製SK-4
 
電源の確保
アミューズ仕様基板は電源を持ちません。SLOT本体から横取りします。
今回は、サミー製4号機北斗の拳への配線です。
(1)GNDをさがす
(2)電源はSLOTの電源BOXに近いところから横取りします。(1)が確定出来たら電源BOXのGNDからDC24Vをみつけて、SK-4のCN1⑪茶を並列(パラレル)で横取り、SK-4のCN1⑫赤を並列(パラレル)で横取りします。
 
払出疑似信号
SK-4は払出疑似信号を1回路しか持ちません。北斗の拳は払出センサーが2個あり、それぞれに払出疑似信号を送る必要があります。通称サミーボードと呼ばれる信号分岐回路基板を使って、SK-4のCN1⑧灰から出る払出疑似信号を2回路に分岐します。通称サミーボードが手に入らないときはマイコンで払出疑似信号を作って回路に乗せて割り込み配線します


マイコン制御払出疑似信号分岐回路
メダル投入疑似信号
ブロッカー(ー)
MAXBET
中央表示基板CN4はアクティブハイの信号なので、MAXBETボタン信号線を切断してSK-4基板につなぐと、SLOT側がオープンになり、通常時ロー(ノーマルロー)であるべき北斗がエラーになってしまう。CN4⑤緑のSLOT本体側はGNDにつないでおかなければならない。MAXBETアクティブローは50Pフラットケーブルの39Pからとれるので、こちらがいいかもしれません。
景品払出

アミューズメント仕様基板SK-4はカプセルベンダー払出を想定しています。メダルホッパーのモーターは高速回転のため、メダル払出の場合は1枚払出が2枚~3枚と不安定払出になります。対策が必要です。
ブレーキ基板
モーター回転制御
DC24V2回路リレー
ご不明の点はご遠慮なくお尋ね下さい。存じ上げていることは、丁寧にご案内させていただきます。
 
 
 
 
 
フォトカプラは発光ダイオードを光らせ、その光でフォトトランジスタを導通させます。
入力側と出力側は絶縁させることができる。
①入力信号で
②発光ダイオード点灯⇒フォトトランジスターが反応
③コレクターからエミッターに電流が流れる
 
①入力 ②光る ③導通
フォトカプラの使い方には、主に次のような2通りの使い方があります。
①スイッチング動作:単純にパルス信号の伝達
スイッチングの場合、出力側のフォトトランジスタの動作は完全にスイッチと考えます。
つまり、普通のトランジスタをスイッチ動作させるときは、エミッタ負荷(エミッタフォロワ)の場合とコレクタ負荷(エミッタ接地)の場合とで動作が異なり ますが、汎用フォトカプラの場合は、出力側のフォトトランジスタにベース配線がなく、ベース電流は常にコレクタから流れますから、負荷をコレクタにつなげ ても、エミッタに接続しても、どちらでも同じようにトランジスタを飽和させて、スイッチ動作をさせることができます。出力信号の極性は互いに反対になりま すが。
②アナログ動作:スイッチングレギュレータの誤差帰還など
アミューズ仕様パチスロ基板での実用例
アミューズ仕様パチスロ基板はパチスロのブロッカーコイル信号を取り込んでいます。これはDC24VでON⇒OFFする信号で、直接マイコンにつなぐことはできません。フォトカプラで一旦光信号に変えて、それを受けたフォトトランジスターがマイコンが判断できるデジタル信号にして出力します。
ブロッカーコイルの24V信号(茶色)はフォトカプラーを経由して5Vアクティブロー(緑)となってマイコンに入力されます。
 
 
                                             
トランジスタはベース、コレクタ、エミッタと呼ばれる3端子で構成されており、ベースに電流を流すことでコレクタ、エミッタ間に電流が流れ、ベースに電流が流れていないときはコレクタ、エミッタ間がオープン状態になる特性を持っております。この特性を利用してトランジスタのベースへの電流を制御することでスイッチとして使用している出力がオープンコレクタ出力です。コレクタ、エミッタ間で流れる電流はトランジスタの構成により向きが決まっておりNPN型ですとコレクタ→エミッタ PNP型ですとエミッタ→コレクタ方向に電流が流れます。NPNオープンコレクタ出力の場合、エミッタが電源の0V側と接続されており「電源+」―「出力」間で負荷を接続することで動作させることができます。トランジスタがオンすると出力端子の電圧は0Vになります。 
 PNPオープンコレクタ出力の場合、エミッタが電源の+側と接続されており「0V」―「出力」間で負荷を接続することで動作させることができます。トランジスタがオンすると出力端子の電圧は+側電源電圧になります。
接点出力(有接点出力)との違い
トランジスタを使用する出力は機械的な接点の開閉がないため無接点出力と呼ばれます。メカニカルリレーを使用する有接点出力と比べると応答時間が早いため高速な制御を行う際は有効です。また、機械的な動作がないため使用回数による寿命はありません。 電流が流れる方向が決まっているため出力を用いて動作できるのはDC負荷に限られます。
 
 
      
ダイオードのしくみ
ダイオードはN型とP型の2つの半導体をつなぎあわせてできています。
       
P型半導体は(+)N型半導体は(ー)の性質を持っています。
       
P型半導体側の電極をアノード N型半導体の電極をカソードといいます。
 
回路記号はこのように表されます。
      
アノード側に電池の(ー)、カソード側に電池の(+)をつなぐと
       
半導体の中の電気はそれぞれの電極側に引き寄せられてP型とN型の間に電気のない部分が発生して電気は流れません。
       
このように電気が流れない場合を逆方向といいます。
 
アノード側に電池の(+)、カソード側に電池の(ー)をつなぐと
       
(+)と(ー)の電気がP型とN型の間の部分でくっつき互いに打ち消しあって電極側から次々に電気が電気の流れができます。
       
このように電気が流れる場合を順方向といいます。
いろんな種類のダイオード
LEDや7セグメントLEDもダイオードの一種です。
LEDは足の長い方がアノード、短い方がカソード
        
ダイオードができること
 
 
 
 
7セグメントLEDはa b c d e f g ,合計7つのランプを点灯/消灯させて数字を表現しています。
 
ひとつのセグ(ランプ)に(+)(ー)があり、合計14本の信号線が要るのですが、(+)を共通(COMON)にまとめることで、各(ー)をマイコンでHにしたりLにしたりしています。ひとつの7セグメントを点灯/消灯させるために8本の信号線が必要です。ドットまで表示させようとすれば、9本。桁数が増えれば、その分のCOMON線が必要です。アミューズ仕様基板から13本の信号線が出力されていたら、7セグの6桁(7+6=13)か、ドット付7セグ5桁(1+7+5=13)の可能性があります。
 
スマートボードはドット付5桁まで想定しているので、出力配線は13本設けています。
 
 
コンデンサーは2枚の電極を向かい合わせにした構造でできています。
コンデンサーの構造
回路図の記号は
で表されます。直流電圧をかけるとそれぞれの電極に電荷が蓄えられ、蓄えている途中では電流が流れます。そして、蓄えきった状態で電流が流れなくなります。
 
交流の場合はテスターの電極を常時入れ替えている状態と同じですからその都度電流が流れます。
コンデンサーは直流を通さない。(電荷蓄積後)
コンデンサーは交流を通す。
ということができます。
2枚の電極の間に入れる絶縁体(誘電体)の材質でいろいろな種類のコンデンサーが開発製造されました。
コンデンサーの容量(単位はファラッドFで表す)
一般的にはマイクロファラッド(μF)ピコファラッド(pF)
3桁数字表示の場合、前2桁はpF3桁目が乗数
例)103のコンデンサー
   
  
コンデンサーの耐電圧
WV(ワーキングボルテージ)として表示
コンデンサーの極性
コンデンサーの役割
①電荷を蓄電、放電できる
電荷を蓄えるだけでなく、放電もできるため、コンデンサそのものを電源として使えます。 
②電圧を一定に保つ
コンデンサの電荷を蓄えたり放電したりできるので、電圧を一定に保つために使えます。並列回路に入ってくる電圧が高いときには充電し、電圧が低いときには放電して、電圧の脈動を軽減できるのです。多くの電子回路は直流電流で動きます。そのため、交流を直流に変える作用をもつ「整流回路」を通して一方に整えるのですが、その段階では波の山の部分が続くような不安定な電流となっています。そこでコンデンサにより脈動を抑え、電圧を一定に保つことができます。
③ノイズを取り除く
直流電流は通さず交流電流は通す機能はノイズ除去に有効です。直流電流に含まれるノイズは、周波数の高い交流成分ですので、コンデンサを通りやすい性質があります。入力と出力の間に、分岐回路を設け、コンデンサとそこから繋がる抵抗のない回路(グランド)を作ります。すると交流成分はコンデンサへと流れていき、直流電流のみが出力回路へと流れていきます。
 
 
オリンピア製4号機パチスロを分解したアミューズ仕様パチスロの動作テスト機です。
クレジットが設定点に達すると、景品払出を実行しますが、払出装置をつないでいないので、アミューズ仕様基板は景品払出が実行できずにエラーになり、動作テストが中断してしまいます。
本来はこのように払い出し装置がつながっています。これを接続しないで動かすとエラー表示になってゲームが止まります。
払出の設定点を999に設定しても、払出が実行されない限りエラーを免れることはできません。
960点になりました。オートプレーでゲーム続行中。BIG中小役が連続当選すると999点に達してしまいます。
アミューズ仕様基板のモーター回転開始信号を受けて、払出完了信号をアミューズ仕様基板に送るマイコン回路を作りました。
 
回路図
リレーをフォトカプラにした場合
景品払出設定点に達すると、アミューズ仕様基板はモーター駆動のDC24Vを発します。DC24Vのリレーでこれを受けると、リレーのCOM接点とNO接点がつながります。COMにGND、NOにマイコンの入力信号をつなでおけば、マイコン④にアクティブローが入力されてマイコンのプログラムが動き始めます。
これで、払出設定点に達しても、自動的に景品払出が実行されて、面倒なエラーリセット作業が不要になりました。
めでたしめでたし。
 
 
PICKIT2はマイクロチップ社純正のPICを書き込む装置の廉価版です。
 
 
 
 
(1)ZIFソケットをつかった回路にPICマイコンを装着。
(2)PICkit2をインストールしたパソコンと連結。
(3)PCのMicrochip/ pickit2v2.61を開きます。
(4)PICkit2Programerが開きました。
(5)①Eraseをクリックして(1)で装着したマイコンのデーターを消去します。
(6)データーが消去されました
(7)② Blank checkをクリックして消去を再確認⇒OKなら緑色になります。
(8)File⇒Import Hex でマイコンに書き込むデーターを開きます。
 
 
 
 
 
アミューズメントパチスロ技術講習上級コース
 ①ご要望の多かった技術講習(上級コース)を有料で承ります(初心者向無料講習随時開催中)
 ②5日間・短期集中講習
    ●電気の話
      ●交流と直流
      ●トランスの容量
      ●スイッチとセンサー
      ●テスターを使ってみよう
      ●半田付けは酸化との戦い
      ●パチスロの入出力信号解析
      ●アミューズ仕様基板
      ●オシロスコープで見える世界
      ●PICマイコンの基礎から実践
      ●卒業制作 メダル不要機
 ③難しい?と敬遠していたマイコンのプログラミングも習得します
  ④プログラムだけでは不十分・マイコン周辺回路についても学びます
  ⑤避けて通れないオシロスコープの取り扱い方も習得します
⑥卒業作品として、コイン不要機を作成して終了。
お帰りになったら、もう一流の技術者です。