各社製アミューズ仕様パチスロ基板を精査すると、小役発生時の払出疑似信号発出のきっかけとなる、ホッパー駆動信号に違いがある。小役が発生すると、パチスロはDC24Vをホッパーモーターに送る。基板のマイコンはこの信号を受けて、ポンポンポンとあたかもメダルが正常に払い出されたとパチスロが認識できる疑似信号を送る。そのきっかけとなるのがDC24Vの信号だが、基板のマイコンはこれを直接つなぐと壊れてしまう。マイコンが受け付けるのは5Vのアクティブロー信号が都合が良い。フォトカプラーを使ってこれを実現することができる。
フォトカプラー①に抵抗を介してDC24Vの(+)②に(ー)をつなぐ。
小役が発生してDC24Vが送られるとフォトカプラー内の発光ダイオーLEDが点灯する
これを受けてフォトトランジスターが反応し③④が導通する
④は5Vにプルアップされていて、③はGNDにつながれているので、DC24Vの小役発生のきっかけとなる信号は5Vのアクティブローに変換されてマイコンAに入力されて、Bから払出疑似信号が発出されるしくみだ。
パチスロの機種によっては、5Vアクティブローのホッパー駆動信号が拾いだせるものがある。4号機北斗の拳は、そのひとつで、この4号機北斗の拳全盛期に開発されたアミューズ仕様基板は、面倒なことをせず、上図でいえばマイコンAにこれを直接放り込めば問題は解決していた。ところが、この5Vアクティブローを拾い出せる機種は限られているため、汎用性で劣ることになるのだが、現在のようにバラエティーに富んだ機種のアミューズ仕様改造が求められていたわけではなく、北斗が動けばOKだったので、技術者を責めることはできない。
工夫すれば、この手の基板にも汎用性を持たせることができる。