恐怖心の及ぼす力と申すものは
タイトルはドン・キホーテより抜粋でございます。
「恐怖心の及ぼす力と申すものは、あらゆる勘を狂わせ、
物事を全てありのままには見せないようにするものだからな」
と続きます。
相変わらず、右足が疼いてしょうがない。でも頑張る。
先日、手伝っている自主映画のテスト撮影をしてみる。
監督さんが自腹をきって購入した、秘密兵器と名づけた機材が不発…。あんま使えない。
問屋で買い込んだ小道具たちも…微妙な出来で不採用…即ゴミ化。
自主映画に限らず自分の作品に入ってしまったら、こういう絵になるはずだと勝手に判断してしまう。
これとこれを用意すれば、きっとこんな絵が出来上がるとイメージだけ先行してしまう…。
どうも映画って独特な覚醒作用の成分が脳から出てくるみたいで
色んな絵作りが可能と思ってしまうんです。
花火に囲まれたら綺麗だろうとか…(やけどなんて考えてません。)
屋上の柵を乗り越えたら、恐怖感が増す(落ちるなんて考えてません。)
そんなラリッた監督たちを引き戻す、冷静な人がスタッフには欲しいですね。邪魔と思う時もありますが。
昔、大学の時聴いた話だが。自主映画で。
暴走するバイカー達数十人が走ってくる絵が欲しくて
バイクにカメラマンが乗って、バイカー達の間を逆走した監督がいたらしい。
もちろん大事故に繋がり、撮影は中断したらしい。
でも気持ちはわかります。映画ってなんでも出来る気がするんです。ラリッちゃうんです。
まぁ、僕はゲリラ撮影でさえ怒られないか…ビクビクな臆病クリエイターですけど…みたいな。