シネマトグラフの不親切な説明書。 -47ページ目

大学を出ているのか。必ず出世するよ。生きていればな。

タイトルはダーティーハリーより抜粋でございます。


最近では学生の自主映画や学生の映画祭(コンクール)など多く見かけます。

このブログも学生さんがチラホラ見てくれているみたいで嬉しい限りです。


学生というのはホント恵まれていて、僕は学生の頃は実感出来ませんでした。


過去画廊でバイトしていた頃、色々聞きました。


どんなに素晴らしい作品を作る作家でも卒業後に注目してると。

学生の頃はアトリエもあるし、高い画材なんかも借りられる。

版画を作っている人とかは、版画をプレスする機材は高いらしいです。


いかに恵まれた環境下で生まれた作品たちが注目されようと…。

卒業後、アトリエも高い機材も無い。あるのは自分の手だけ。


全て自分の責任で画材(機材)を用意し、作っていく。


そこで生まれるものはホントに自分を絞り出した素晴らしいものだと思う。

苦しみもたくさんあるけど、限られた中で自分をいかに表現するか…周りのプロたちはその瞬間を見てるでしょう。


自主映画も似ている気がする。


学生の頃の豊富な機材は用意できない。

かといって助監督やADで商業映像に進むつもりもない。


がむしゃらに作った渾身の作品を画廊に飾るように、どこかの劇場で額にはめて飾りたい。


まぁ、映像の世界にレールなんてありませんから…どれも正解じゃないし、不正解でもないんじゃないかな。きっと。