今、JR九州が熱い。 | 急行越前のブログ

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今、JR九州が熱い。


国鉄分割民営化後、JR各社がオリジナリティを出してきた。中でも、経営的に苦しいJR九州・JR北海道・JR四国は、目覚しい企業努力をしている。JR東海やJR東日本が、夜行列車などの非採算部門を容赦なく切り捨て、新幹線で荒稼ぎしているのと比べると、JR九州はなんと誠実な企業だろうと思う。

私が、初めて九州の鉄道に乗ったのはJR発足間もない88年の春だった。当時は、国鉄時代の経営方針により、古い車両は地方へという差別的な車両配置により、九州には古い車両が集まっていた。私が乗った特急「にちりん」「有明」「かもめ」と言った車両も、昔、北陸線や東北線で走っていたと思われる、ボンネットや貫通型が中心の485系だった。一部は、481系も混じっていたかもしれない。ある意味、現在の大井川鉄道のような、保存鉄道的な価値があったかもしれないが、地元の方にとっては迷惑な事だったと思う。

博多から長崎に向かう特急「かもめ」は、キイキイ、ギシギシと音を立てながら、老体に鞭打って走った。リクライニングなんて縁の無い、固定式シートである。でも、窓から見える有明海の景色は素晴らしかった。車窓に広がるみかん畑も、関東から行った私にとっては珍しい光景だった。車窓は最高、車両はイマイチであった。

いま、JR九州が新しい寝台列車を計画している。今までに無い、新しいコンセプト。ただ、残念な事に九州内だけの走行で、関東や関西には着てくれないらしい。どうせ寝台列車を走らせるなら、東京発にしてもらえないだろうか?それには、JR東日本、JR東海、JR西日本の協力が不可欠になる。どう見ても無理そうだ。JR西日本は協力してくれるかもしれないが、JR東日本とJR東海は無理そうだ。

なので、それは無理にしても、JR九州には是非、これからも頑張って欲しい。


鉄道の復権、寝台列車の復権は、JR九州から。


特急「にちりん」 博多駅にて 1988年3月撮影
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特急「かもめ」 長崎駅にて 1988年3月撮影
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