ここ1か月間、三連休が続いたり、町内会の避難訓練や清掃行事などがあったり、家庭の事情があったりして教会の礼拝に欠席する人が多いです。
私は2つの教会を掛け持ちで受け持っているのですが、今日は本務教会は16人、兼務教会は3人でした(私含め)。通常平均は本務教会が20人前後、兼務教会が6人前後です。
特に、このところはご本人が病気を抱えていたり、ご家族が病気を抱えたり怪我をしたりして看病しなければならないというケースが多いです。また、50歳代後半から60歳代の方が多いですので、お孫さんの出産前後の世話や親御さんの介護で欠席するというケースが多くなっています。
こういったことは、人生のライフステージで必然的に起こることでありますので、「ご家族に精一杯奉仕して下さい」と言って送り出すことにしています。
エホバの証人ではどうでしょうかね。
またも20年近く前の昔話になりますが、「何が何でも集会を支持しなさい」みたいなことが言われていた記憶があります。
槍が降ろうが何が起ころうが、万難を一切排してどころかことごとくぶち破って、5つの集会にはしっかり出席しなさい、と。
で、何らかの理由で集会の欠席が多くなると、「あの姉妹は霊性が下がっている」、「不活発になっている」などと評価される始末。
冷静に考えればとてもおかしい話です。
家族とかをほったらかして集会に出たり伝道活動に出る方が、霊性云々以前に人間としていかがなものか、ということですよね。
ちなみに、私の母は記念式に出席するために、上司から休みを許されなかったのを強行突破して仕事をばっくれたという実績があります。職場の人間関係の破壊行為を働くトンデモかーちゃんでしたね。よくクビにならなかったもんだ。
そうそう、私がいた札幌のど真ん中の会衆では、年末年始や夏休みで帰省などでその会衆の集会を休む人があるというのを除き、集会の出席人数はそう極端に変動することはありませんでしたね。
田舎町と違って町内会のしがらみがそんなに強くなかったであろうということや、30代から50代の成員が多数を占めていたので、親の介護などといったものがまだ全然なかったというのが、変動の幅が小さかった要因であるかもしれません。高齢化大絶賛進行中の今はどうなんだか。