10年以上前、エホバの証人が「スタンドファーム実行委員会」なる団体を立ち上げて、各地で「ホロコースト展」を開催した時、ちょっと一暴れして抗議活動をしたことがあります。
抗議活動といっても、ただ単に後援している地方自治体や官公署、マスコミ、団体に対して後援を取り下げるよう申し入れるだけのことでありますが。
あの時、あちこち訪問しましたが、よくそんな度胸があったなあ、と今さらながら思っております。
自分が在学している大学も後援に入っていたというオチまでありました。総務の職員とちょっとしたつながりがあったので、その方を通して申し入れをしましたけど。
まあ、どこも取り下げがないまま展示会は行われましたが。展示会を偵察しましたが、はっきり言って大したことなく脱力しました。大学祭とかで某学会系のサークルがやる展示会レベル。
人はちょこちょこ入っていましたね。たぶんサクラだけど。
においには鈍感ですが、エホバの証人臭をプンプン感じました。
今思い返せば、大人の対応で無視すればよかったのかな、と思う次第です。
というか、終戦50年の節目を過ぎて5年以上経っていましたから、第二次大戦をネタにして人を集めようとするには「何で今さら」と宣伝訴求力は既に低下していたわけですよね。
そう、さらなるオチは、自分が入っていたサークルの顧問(すなわち大学教員)がバリバリの姉妹で、サークルの連絡帳に展示会の宣伝をして下さったことでありました。