最近、休日の内容が濃い。
なんでだろ。多分、楽しむ事に関してはエキスパートな人と一緒にいるからかな。
今日は、嫁のパンツを買いに北国分までお散歩。
妊娠と栄養環境の改善により、だいぶ太ってきて、今まではいてたジーンズとか、無理があるわけですよ。
炎天下の道のりを、嫁は日傘をさしながら、亭主はいつもの海パンにTシャツサンダル。
世の中はお盆じゃないですか。近所の墓地にもお墓参りの人がいっぱい来てるんだけど、なんて説明していいのか良くわかんないんで、「デッドマンズフェスタだよ」とか言ったら、嫁の顔が引きつってました。
嫁は散歩が大好きなんだよね。めんどくさがりーだから、なかなか家から出ようとしないんだけど、歩き始めると色んな話をし始める。この辺りは、陸の孤島で、かなり自然が溢れてるから、故郷のマアンダと似たような景色もあって、そういうのもリラックスできる材料になってるのかも。
嫁の嫌いな蝉が至る所でシャウトしていて、そのノイズの発生源を見つけては大騒ぎしてるんだけど、土が死んでいる畑とかには、やっぱり全くいないんだよね。そういう土は、もう見るからに死んでる。
そういうところは、大自然の中で育った嫁にも直感的にわかるらしくて、自然と土が良いとか悪いとかいう話になる。そこから、マアンダの山の畑の話になって、家族でとうもろこしを採りにいった話になって。。。
なんでも、フィリピンでは風を呼ぶために口笛を吹くらしい。だから山の畑に行く時に、風がなくて暑くなってくると、みんなでピューピューと口笛吹きながら歩くんだって。いかつい顔のタータイ(父)や、ロナルド(義兄)、やんちゃなフェリックス(兄)がみんなで口笛吹きながら山を登ってるその光景が頭に浮かんで、二人で爆笑しました。
で、目的地につく頃には、暑さと日頃の運動不足から、一刻も早く座りたくてふてくされ始めた嫁の機嫌をとるため、マクドナルドに直行。
すると、背後の席には浅黒い三人組が。。嫁が聞き耳を立てて「彼らはフィリピン人よ」と教えてくれる。しかもビサヤらしい。
フィリピンは北部がルソン、中部の群島がビサヤ、南部がミンダナオで、実は文化が大きく違うんだけど、彼らの話す言葉はビサヤで、ビサヤの中でも大きくわけてイロカノとセブアノがあるんだけど、セブアノらしい。
くだいて言うと、嫁の出身地であるレイテ、ビリランと同じ地域の言葉だったんだよね。
で、この三人組が、まー、見るからにぱっとしなくて、嫁に言わせると「パンギット」(ブサイク)なんだけど、でも、嫁が発した「パンギット」という言葉に、微かだか間違いなく反応しているあたり、向うもこちらを意識しているっぽい。
で、このブサイクな三人組の言動に興味深々の嫁が、彼らの会話をリアルタイムで英語に翻訳してくれるんだけど、なんか、給料の話から仕事の話になって、最後には将来の夢の話になったらしくて、向うも完全にこちらを意識して会話してるのが丸わかり。
嫁は彼らのナチュラルなダメっぷりに大ウケ。僕はそういう微妙なポイントに大ウケしている嫁に大爆笑。
お腹も膨れたところで次は本屋。かつては給料の三分の一を技術書の類に費やしていた僕だけに、読み始めるとあれもこれも欲しくなる。
実は今の仕事先には、技術系の雑誌は最新号が置いてあったりするんだけど、買う、買わないは全く別の次元の話。
まず、本というのは、自分で自分の脳にあったものを見つけないと意味が無い。与えられた情報では、スタートラインからズレている。自分の足で、可能な限り多くのものを自分の目で見て判断することが肝要。これが立ち読みでの選別。
そして、これだと思った本の中身を吸収するためには、リラックスした状態で読む必要があり、紙という媒体上に刻み込まれた物理的性質を持つ以上、これは買わないと実現できない。借りた本じゃダメ。
半分寝ぼけ眼でよだれを垂らしながら読むのが一番いい。あー、この辺は個人差があると思うけど。で、今日も出会ってしまったので当然買う。そこに迷いは全くない。
その後、洋服屋のキッズコーナーで、ちびっこに紛れて恒例のトムとジェリー鑑賞。何回観ても面白いよね。
ようやく目的のパンツを買おうと思いきや、スカートに変更。ま、僕はどっちでもいいですけど。
で、いっぱい道草しながら帰りましたとさ。
いやー、活字にしてもあんまり充実感が伝わらないなー。