を、シャワーで洗い流して

アタマを、ブルブルやって

髪から水を飛ばして

あ~、サッパリした、っておもったとき


ナニやら、風呂場になじまない物音が

背後の、頭上あたりから聞こえます。


ブーン、ブーン、っていう音と

バチッ、バチッっていう硬い音。


んっ?

ナニ?


動きを止めて、耳に神経超集中。


シ~ンとした風呂場に

おんなじ音が、断続的に。


もちろん、一人で入ってますよ。

誰かと楽しい入浴タイム、ではありません。


ならなんだあ、ナンかいるぞ。


たぶん、虫だとおもうけど

その物音からして、蚊とかハエの大きさでは・・・ナイ。


じゃ、ナニがこの風呂場にいるっての?

ソレわからないと、ヘタに動けないんですけど。


チョッと半かがみぎみのカラダを、極力動かさないように

頭と視線だけを、グルッとめぐらせて

風呂場の空間をサーチ。




ゲンザイ・オトガ・キコエマセン

ナニモ・シニン・デキマセン


サーチ・ケイゾクチュウ


ナニモ・カクニン・デキマセン


サラニ・サーチ・ケイゾクチュウ




んなハズはナイ。

確かに聞こえました、ブーンとバチッって。


でも、ナニもいない。


そんなに広くもない風呂場の空間は

全部、見渡しちゃいましたよ。


そうか、ナニもいないのか。

丑三つ時でもあることだし

ただの霊のイタズラかあ。

な~んだ、それなら、よかった、よかった。


んなコタぁナイ。


もおぉぉ~、正体ワカンナイと

このアト、風呂入ってらんないでしょうが。


チョッとコワいけど

シャンプーとかのボトルとか、お風呂の洗剤とかを

突いてみて、その陰を確かめるなり


そうだ、シャワーをめいっぱい熱くして

風呂場の隅々にまで、かけるってのはどうよ。


もしいたら、それで退治もできるかもしんないし。


そうだ、そうしよ。

んなら、シャワーの温度をと




!!!オンゲン・カクニン!!!




ウォッ、ナンかいた、やっぱりいた。

コッチが動く前に、ヤツが動いた。


背中ズ~ン、トリハダ全開。

確認はしておりませんが、多分アソコも縮んでいた

こうとでせう。


音のするほうをサーチ。

はてさて、ヤツの正体とは。




コレハ、イカン、カモ。

見た目にも、痛そうな、ヤツが、飛んでいる。


黄色と黒のシマシマ胴体と

スラッとした手足


そんなのが、目の前1mぐらいのとこでブンブンって。




ハチじゃナイの!!




なんだか、最悪なんですけど。


ミツバチとかの、可愛げのあるヤツじゃなくて

アニメなんかだと、槍持った意地悪な兵隊、ってかんじの

ヤツ。

スズメバチほど凶暴そうじゃないけど

コッチは真っ裸だからねえ、そりゃ不利でしょ。


さて、これからどうしますかねえ。


とりあえず、今より接近してこないことを祈りつつ

なんとか風呂場から脱出を試みる、ってのはいかが。


視線をはずさず、刺激しないようジワリ動いて

なんとか風呂場のドアに到達。


ヤツはブンブンバチバチ、風呂場の壁にブツかりながら

飛び回っとります。


後手でドアを開け、からだを隙間にすべりこませ

ヤツを風呂場に残したまま、なんとか脱出成功。


安堵、、、、、フゥ~。


水がしたたる髪とからだを拭いて

チョッと落ち着いたトコで、このアト、どうしたモンかと。






・・・・・寝る。


ヤツは、閉じ込めてあることだし

始末をアトまわしにしても、無問題。


ビール飲んで、一服して、もう寝ましょ。


風呂なんてしばらく入んなくても平気、平気。

何日かすりゃ、ヤツも弱るか、勝手に死んじゃうかも。


ともかく、今日の対決はナシ。


ということで、ちょっとしたスリルナイトを体験し

カルく一缶のつもりが、ナゼか三缶空けたあたりで

その夜は、グッスリ熟睡へと。


ま、さすがにこの時期、風呂ナシってのもベタつくモンで

次の日、しっかり退治してやりましたけどね。


風呂場のぞいても、ドコいるかわかんなかったんで

殺虫スプレー、ヤリッっとまきたおしといて

しばらくしてのぞいたら、床に落ちてました。


死んでるのかと、近寄ってみたら

なんといきなり

飛びはしないものの、床の上でブンブンしだした

もんだから、アヒャ~ビックリ。


フマキラー、効きが甘いんじゃ~、ボケェ。


そのアト、とどめをさすのもナンだったんで

新聞の上に乗っけて、ベランダから外に放りました。


しっかし、どっから入ってきたかねえ。

エアコンつけてるか、そじゃなくても網戸だしなあ。


開け閉めするといったら、アトは玄関ぐらい。


どっからにしても、風呂場で出会うってのは

かなり最悪だったね。


まあ、トイレでウン○してるとき

目の前に飛び出されるよりは、まだマシだけど。


そんなコトでも起きてたら・・・・・怖っ。


でも、コレ読んでるアナタ

アナタの部屋にも、今ナニか潜んでるかもしれないワケで。


ほぉ~ら、ナニか物音は聞こえませんかぁ。

アナタの背後とか、部屋の隅とか、物陰の暗闇とか。


ナニかがいきなり


あらわれるかもしれませんよ。


それもかなりご勘弁な、シチュエーションで。


寝てるとき、顔がチクチクしたり

TVみてるとき、首筋とか足先がモゾモゾしたり

シャンプーで目つぶってるとき、背中がムズムズしたり


ほらほら、ジリジリジワジワ、ナニかがアナタのそばに。


キンチョウの夏。日本の夏。

ウチはフマキラー、アースもありかも。

藍チャン、おめでと!!



フランスで勝っちゃった。


米欧共催「エビアン・マスターズ」。


プレーオフを制しての、米ツアー初優勝。


渡米4年目


ここから、さらに勝利を重ねてください。


もちろんメジャーも含めて。


全英リコーには9人の日本人選手が出場予定。


さて、どんなスコアを出してくれるか


楽しみです。

4日間。


おもしろかったあ。


初日、石川遼選手の好スコア。


2日目、まさかのタイガー予選落ち。


3日目、混戦のなかでのワトソン大健闘。


4日目、プレイオフでの決着。


ビッグネームがとび抜けるわけでもなく

いろんな選手が入り乱れての

日替わりどころか、ホールごとの順位変動。


見ごたえある、全英オープンでした。


青木さん、最後涙ぐんでましたねぇ。


ワトソン、惜しかったあ。


そうそう歴史は塗り替えられませんでしたか。


そりゃメジャーですからね。

それがメジャーってモンでしょう。


でも、これからの可能性は

十分に感じさせてくれたワケで。


今後、往年の名プレーヤーの活躍も

期待させてくれる大会でした。


その中でただ、ひとつ気になったのが久保谷選手。


ガキのころから、ずいぶんながい事ゴルフ中継

観てますが


ガム、クチャクチャやりながら

プレイしてるの、初めてみたかな。


しかも、キャディまで。


さらに、ホールアウト後のインタビューのときも。

口からガム、みえてるっつうの。


あれは、いただけない。


ジャンボもしょっちゅうタバコは吸ってたけど

さすがにガム噛んでのプレイとか、インタビューは

なかったぞ。


集中力を高めるとか、平常心を保つとか

その効果はいろいろいわれてるみたいだけど


ティグランドだけならまだしも

ラウンド中、ずっとてのはナシだろ。


チョイとみっともナイ。


そうじゃなきゃ、高めたり保てなかったりするんなら

もっと鍛えなさい。


プロ野球とかでもみかけるけど

そんなら、高校野球でもアリかってことでしょ。

甲子園でそんなことしたら、大目玉だよ。


たかがガムに頼んなきゃいけないってのは

その程度の選手ってコト、ていうことじゃないの。


白熱したシーンで、観てるほうも手に汗握ったトコでの

ガムクチャクチャってのは、ヤメテもらいたい。


プロなんだから、みせかたってモンもあるでしょ。

緊張感とか緊迫感が、薄れんだよなあ。


外人がやってるからって

それは日本人には、似合わんとおもうね。


似合わんといえば、街中での路上キスと同じ。


海外行ったときとか

映画でみる、外人さんがやってるのとは全く別モン。


さりげなさが違いすぎる。


日本人がやると、ヘンな粘着感が漂ってるし。


自分にその相手がいないからって

いってるワケじゃアリませんよ。

それは、絶対違いますからね。

いたって、絶対にやりません。


そのぶん、部屋の中ではそりゃもうこれでもかってぐらい。

・・・・・失礼、またいつもの妄想が。


まあ、少なくともゴルフは

マナーに始まって、マナーに終わるスポーツ

なワケですから、よければナンでもアリってのは

ナシです。

メンタルコントロールも、大きな見所なワケで。


それをひっくるめての、たった一人の勝者であり

さらには偉大な敗者達がいてこそ、より感動が深まる

ってモンで。


今回、久保谷選手のコースへのチャレンジ

プレイが素晴しかっただけに

チョッと、残念におもってしまいました。