アデニウムの花
ポツポツと咲き始めて、まさに満開状態となった(喜)。これでこそ「砂漠のバラ」だ。自生地では、荒涼とした風景の中にこのような鮮やかな花が咲いているわけで、なんとも幻想的である。ちなみに、いわゆる「砂漠のバラ」にも何種類かあって、うちのは普段「アデニウム」とだけ呼んでいるが、正式には「アデニウム・アラビクム(アラビカムともいう)」という種類である。
元々は、枝を短く刈り込んで盆栽風に仕立てようと思って導入したのだが、株へのダメージも少なからずありそうだし、葉の大きさを考えてもこのように自然なままにしておくのがいいような気がして、枝振りに関しては放任している。また、昨年までは冬場の加温管理中に断水してしまったため枝が一部萎れたりしたこともあるので、ともかく無理はさせない方針に変更した。以前にも書いたが、読者の方からのご指摘も参考にさせていただいて、この冬は加温した上で灌水を続け、極力葉を落とさないようにして管理してみるつもりである。