更新再開、そして恩塚ランポーのこと | 岩石翁の多肉ブログⅡ

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メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

 いろいろバタバタしていて、長らく更新が止まっていたが、今日からぼちぼち再開したい。毎日チェックしてくれていた方々には申し訳なかった(謝)。

 

 それにしても、連日暑かった。メセン類には連日シリンジ(シリンジとはいってもこの時期は結構たっぷりなので、微量灌水といっていいレベル)しているのだが、この時期にしては本格灌水の間隔がまだ長めだったのか、リトープスやディンテランタスがシワシワになってしまい、慌ててたっぷり灌水したりした。帝玉も小さい方が縮んできてしまったので、やっぱりほぼ毎日本格灌水しなければならないのだと大反省。ただ、リトープス用の丈高鉢に刺していた竹串を抜いてみたところ、思惑通り、上部の岩石層はカラカラでも底部の通常用土層にはある程度の水分が保持できていることが確認できた。しかし、鉢替えしてからそれほど経っていないので、まだそこまでは根が届いていないのだろう。本来は直根性である彼らがそこまで根を伸ばしてくれれば、この丈高鉢によるリトープス栽培は安定状態に入ると期待しているのだが、あとどれくらいかかるだろうか。

 

 さて、雪ダルマ状態を解消すべく、切断して仕立て直していた恩塚ランポーだったが、以前書いたように発根が確認できたので鉢に植え込んで様子を見ていた。で、株がぐらつかなくなってきたので、根が張ってきたのだと安心して保持具を外し、更に様子を見ていた。当然のことながら、発根管理中は全ての蕾が活動停止状態だったのだが…。

 

 むむむ、これは!

 

 蕾が一つ動き出しているではないか! そして先日…

 

 咲いた! しっかり根を張って、生育を再開し始めたのだ。これで一安心である。雪ダルマ状態が解消し、株としてスッキリ見栄え良くなって一人立ちさせることができた。この状態なら、安心して露天栽培組に加えてやることができる。

 

 これからも頑張れ、恩塚ランポー。