神風玉と魔玉 | 岩石翁の多肉ブログⅡ

岩石翁の多肉ブログⅡ

メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

イメージ 1
外葉が枯れきった神風玉

 神風玉の外葉が例年通りに枯れきって、それぞれ1対になった。以前にも書いたが、この人、冬から春までは2対で過ごしている(※期間の長さから考えても脱皮途中とは考えられない)くせに、自分にとっては乾期に相当するはずのこの時期になると、貯水量的にはむしろ不利ではないかと思われる1対になる。まあ、それでも年々分頭して元気に育っているからいいのだが、どうにも理解しがたい生育サイクルである。

イメージ 2
外葉2対が枯れきった魔玉

 魔玉は結局、今年は3対で落ち着いた。帝玉もそうだが、この手のメセンの葉の対数はいちいち気にしないことにしている。増減は彼らなりの事情によるものだから、元気で育っている限りはあれこれ余計なことはしない。天候不良の関係もあって少々徒長気味になってしまってはいるが、よく見かける「みっともないスプーン状の徒長葉」にまではなっていないので、まずまずのところだろうか。ともかく、これからなんとか夏場の直射光でガンガン育てていきたいところだ。ただし、この人の場合、写真手前の、単葉に見える奇妙な脇芽(?)が不気味な沈黙を保っている。一体何者なんだよ、お前は?(笑)