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帝玉の生育状況
引き続きの生育状況確認シリーズである(笑)。
この帝玉は29年の7月に導入したものなのだが、それにはちょっとした事情がある。古いブログからの読者の方々はご存じのことだが、調子よく育って葉が3対にまでなっていた最初の帝玉を、岩石鉢の保水力と帝玉の外葉に関する判断の迷いから灌水量を見誤ってダメにしてしまったので、リベンジ用に再導入したものなのだ。2株あるのは、保険をかけるため(←弱気)種をつけさせて実生しようと目論んでいるからである。しかし、なんと2株の内の一つは、徒長して丈高くなってしまったものを深く埋めて誤魔化すという、およそ専門業者としてあるまじき不誠実な処置が施されていた(「ボ○○○○○ート」さん、こういうお客を欺くようなやり方はよくないですよ!)。しかし、その後の直射光栽培によって徒長は解消し、徒長していた株の方は鉢幅一杯に育って更には2対目の葉を展開し始めた。外葉の方はというと萎れる気配がないので、おそらく2対になるつもりなのだろうと解釈して普通に育てているところ。ちなみに、写真の上下で株が左右入れ替わってしまっているので注意していただきたい。上の写真の左側の徒長株が、下の写真の右側の2対株になったのだ。
これは前回の苦い経験を踏まえた自戒の金言になるが、「帝玉には帝玉自身の事情がある。葉数は増「減」するものなのであって、この株は葉が何対あるべきなどと人間が決めつけてはならない(by 岩石翁)」(泣笑)。一方、小さい方もそれなりに成長して大きくなってきている。両方とも元がそれぞれ小さかったので、まだまだこれからだ。