セリーゼと紫勲 | 岩石翁の多肉ブログⅡ

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メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

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花芽が上がってきたセリーゼ

 セリーゼにも花芽が上がってきた。今年の秋咲きでは三番手である。で、前回に引き続き、成長ぶりの確認を。

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導入時のセリーゼ
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これが(花芽が上がる前の)最近の様子

 このセリーゼは27年5月に導入したもので、我が家のメセンの中では二番目に古い。しかし、どういうわけかこの人の成長はずいぶんゆっくりしていて、3年経っても一回り大きくなった程度で頭数も増えていない。もしかしたら性質的に岩石栽培が合っていないのかもしれないが、一応パンパンに育って毎年花も咲かせているので、よく分からない。今回、新型岩石鉢に植え替えて様子を見ているところだが、この状態がずっと続くようなら鉢内の用土構成を根本的に見直すべきかもしれない。

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花芽が上がってきた紫勲

 紫勲にも花芽が上がってきた。こちらも同様に古い写真を引っ張り出してみると…↓

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(導入時ではないが)2年前の紫勲

 この紫勲は27年12月に専門店で購入した古株なのだが、こちらもどういうわけかうちでは全然増えない。同じグループのアルビニカはすごい勢いで増殖しているので、なんとも不可解なことである。毎年花は咲かせるから元気だとは思うのだが、セリーゼ同様、よく分からないリトープスである。確かに自生地の気候は他のリトープスよりずいぶんマイルドなので、灌水間隔や用土の組成を変えた方がいいかもしれない。悩みどころである。