日輪玉 | 岩石翁の多肉ブログⅡ

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メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

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花芽が上がってきた日輪玉

 日輪玉にも花芽が上がってきた。上の2頭にはまだ動きが見られないが、多分これらも咲くのではないかと思われる。ちなみに、以下は導入当時の写真だが、新企画「温故知新」というか(笑)、新たな栽培方法によってどれくらい成長したのかを見てみるということで…。

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 うちの日輪玉は、平成28年10月にホームセンターから救出したもので、当初は3株だった。この頃はまだ全て幼苗の特徴を残していたが、去年の脱皮で全部成球になり、今年の脱皮で一番大きい株が分頭して4頭になった。現在一番大きい株(昔の写真だと二番目に大きい株)の頂面の窓が太くて濃密なのは元々の個体差が残っているものである、ということが見てとれるだろう。みんなよく育ったものだ。ただ、さすがに育ちすぎて今の鉢では限界だと思うので、花が終わったら2鉢に分ける予定。

 例によってしつこく強調しておくが、この日輪玉は(他のリトープスも全部そうだが)一年中(多少のメリハリはつけるが)普通に水やりを続け、真夏でも遮光せず強烈な直射日光を当てて育ててきた。更には、頂面付近だけが出るように深く植え込み、脱皮した旧皮も取り除かずそのままになっている。それでも、日焼けや腐死をするどころか元気に育って毎年開花しているのだ。もちろん、丈低く育っていて徒長もしていない。青磁玉でトラブルはあったが(現在解消中)、それを除けば異常脱皮も起きていない「リトープスに夏季休眠は必要ないし有害無益」。ここで改めて主張しておきたい。