マッソニア始動 | 岩石翁の多肉ブログⅡ

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メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

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マッソニアの新葉

 だんだん涼しくなってきたと思っていたら、今年もマッソニアの葉が出てきた。毎度のことながら「やっぱり生きていたのか!」という感動(笑)の再会である。地上部が枯れている間に球根も枯死しているのではないかと毎回気をもませるが、今年も無事にあの独特の花を見ることができそうだ。この植物の休眠中(我が家では唯一の、本当に休眠する植物だ)の管理の注意点は、①涼しい日陰において、②雨ざらしにはせず、③かといって過度に乾燥しないように時々は軽く灌水する…といったところで、これらに注意すれば無事に夏越しできる。地上部がないことで存在を忘れてしまい、以上がおろそかになると再会できなくなる(哀)。ちなみに、今年は例年よりも芽出しが早いが、夏場の酷暑が影響しているのかもしれない。

 そういえば、実生苗の鉢にはまだ動きが見られない。記事でも書いたが、病気で寝込んでいて水やりが途切れた間に地上部が消えていった(時期的に地上部が枯れる時期でもあったのだが)という経緯があるので、こちらはダメかもしれない。だからというわけではないが、涼しくなったので今年採取して冷蔵保管してあった種少々を播いた。これに関しては、採取のタイミングを逃してこぼれ種となってしまったものが相当数あると思われるので、あるいは親の鉢から発芽したりということもあるかもしれない。