
銀月の脇芽
二月に導入した銀月の根元をよく見たら、脇芽が出てきていた(喜)。しかし、例によって鉢の表面まで石を詰めてあったものだから、せっかくの脇芽に非常にとても窮屈な思いをさせてしまっていた。これもリトープスと同様、表面近くの石は取り除き、普通の土に変えてやることが必要そうである。
ともあれ、岩石鉢が合っているのか、発育順調であることは何よりだ。この銀月という植物は多肉界において、その真っ白い外観から気むずかしい植物であると誤解されて扱われてきたため、(若い頃の私の失敗例も含めて)あれこれ見当外れな管理をされてきた歴史がある。実際には銀月を含めてセネキオ全般は、極端な根の乾燥を嫌う植物であるらしい。程度のほどはよく分からないが、少なくとも他の多肉ほどは断水への耐性がないと考えるべきだろう。したがって、真っ白いからといって必要以上に水やりを辛めにするのは好ましくないだろうし、確かに暑さには弱いらしいが夏場の断水もそれはそれでかえってハイリスクになるのではないかと思う。したがって我が家の栽培方針としては、断水はせずに二重鉢による冷却で夏場をしのぐ方向で考えているのだが、果たしてどうなるか。