改めて水上栽培システムのこと | 岩石翁の多肉ブログⅡ

岩石翁の多肉ブログⅡ

メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

イメージ 1
水上栽培システム

 改めて紹介しておくが、これが我が家のメセン用水上栽培システである。効果のほどはまだ定かでないが(苦笑)、水辺が涼しいことをヒントに、少しでも夏場の高温を緩和できればと考案した。仕組み的には、底面のバットに水を張り、鉢がそれに浸らないように底上げしてある。気化熱によって少しは高温を抑制できるのでは、という理屈である。アルギロデルマなど一部のメセンは本格的な二重鉢冷却と併用しているが、全体的にも少しは高温の緩和に役立っているのではないかと思っている。少なくとも焼けたベランダなどにそのまま置いてあるよりは、はるかに温度上昇が抑制されているだろう。

 今日も暑くなりそうなので、これと二重鉢にそれぞれたっぷり注水した。二重鉢の方はもちろん毎日の注水になるが、今のような気候だとこちらも2~3日で干上がってしまう。水が気化した分だけ冷却されているであろうことを祈りつつ、黙々と注水する日々である。