咲いてはいるが…そして | 岩石翁の多肉ブログⅡ

岩石翁の多肉ブログⅡ

メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

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 活動開始して続々と花をつけ始めた恩塚ランポー。だが……なにしろずっと天気が悪いので、数日前の晴れ間に一瞬咲いただけで終わってしまったらしい(哀)。結局、開花時の写真は撮り損ねて、花殻のみのなんとも虚しい写真になってしまったが、とりあえず咲いたという報告である。

 そんなこんなで、ここのところの悪天候と低温は悩ましい限りで多肉たちに悪影響が出ないか心配なのだが、いい機会だと思ったので、あることを試してみることにする。というのは、時々愚痴っているように、周囲を隣家に取り囲まれた我が家の日照条件は、むしろ平均的な栽培環境を下回っていると言っていい。やはり、多肉栽培において十分な日照がないというのは深刻なことで、自分の栽培技術の未熟さはさておき(苦笑)、今まで、もっと日当たりが良ければ調子を崩さずに済んだ多肉が多々あったように思う。その証拠に、というわけではないが、たとえば冬場に(取り込んであるにもかかわらず)アロエや花月がすぐに傷む。近所ではこれらを無頓着に外に出しっ放しにしている家もあるが、それでもうちほどのダメージが見られないのは、やはり日当たりがいいためであるとしか考えられない。この日当たり自体は引っ越しでもしない限りどうにもならないのだが、実は一つだけ苦肉の策ともいえるものの存在があり、以前から気になっていた。それは「ペンタガーデン」という園芸商品である。念のため断っておくが、私は園芸関係の仕事はしていないし、もちろんペンタガーデンの回し者でもない。そもそもこの商品自体をまだ使ったことがないので、この場で皆さんにお勧めしているわけではないということをお断りしておく。で、これは一種の肥料のようなものなのだが、普通のサプリ的な肥料類と何が違うのかというと、光合成に直接関与する、植物の光合成能力を高めてくれる成分で構成されているというのである。私はこの手の商品には結構懐疑的で、普段は手を出すことはないのだが、時々ブログを拝見しているある多肉の先人が使っておられるので気にはなっていたのだ。そこへ来て最近、特に日当たりの悪さが身に染みてきていたので、今日ホームセンターでペンタガーデンを購入し、週末あたりから使ってみることにする。実際に(日照不足を補うほどの)どれほどの効果があるのか、まだ何とも言えないが、何らかの効果が見られるようであれば改めてご報告したい。