最近のメセン | 岩石翁の多肉ブログⅡ

岩石翁の多肉ブログⅡ

メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

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開花中の魔玉

 魔玉は結構立派な花がまだ咲いている。リトープスよりも開花期間が長いような気がするのだが、気のせいか。あるいは天候不順のせいか。旧ブログでも書いたが、葉の重なり具合が理想的な状態に近づいてきているので、なんとかこれをキープしたい。詳しくは旧ブログをご覧いただきたいのだが、要するに、市販されている魔玉の大部分は徒長した状態なのだと私は判断している。国内でよく見かける柄のついたスプーン状の長めの葉は、自生地での魔玉にはまず見受けられないからである。自生地での魔玉は、まるで帝玉のような半球型の多肉葉をぎっしり重ねた姿であり、これこそが本来のあるべき姿なのだと思う。したがって、絶対に遮光などせず強光線に当てることに重点を置いて育ててきたのだが、それがようやく実を結びつつあるということなのだ。

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開花したアルギロデルマ

 アルギロデルマは蕾がどんどん膨らんで、知らないうちに咲き始めていた。去年は年末頃に咲いたのだが、今年は開花が早めである。白花や黄花ばかりだった開花シーズンの後にこの紫紅色の花は素晴らしいアクセントになるので、文字通り我が家のメセンの紅一点だ。株自体も充実してきている様子なので、この調子で頑張ってもらいたい。心配していた身割れも今のところ起きていないので、岩石栽培が性に合っているのかもしれない。

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マッソニアの実生

 あと、写真がうまく撮れていなかったマッソニアの実生を撮り直したので載せておく。右上の小さいのが、最近発芽した5本目である。