メセンの置き場移動 | 岩石翁の多肉ブログⅡ

岩石翁の多肉ブログⅡ

メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

 先週あたりから太陽高度の低さがついに限界を超えてしまい、メセン置き場の日照時間がとても短くなってしまったので、メセンたちを冬用の置き場に移動した。こちらとて午後の早い時間に日が陰ってしまうのだが、周囲を他の住宅に囲まれている我が家ではこれ以上どうしようもない。冬場の日照の重要性を考えるにつけ、なんともつらいところである。とにもかくにも早く冬至が過ぎてほしい。

 とはいえ、栽培手引き書の記述(メセンはすべて冬型植物だの夏は休眠させろだのという、おきまりのフレーズ)を信じていた頃の昔の私は、こんなに順調にメセンを育てられていなかった。この事実からみても、ネットで巡り会えた新しいメセン栽培法に間違いはないと確信している。昔だったら常識外れだといわれるような試行錯誤を重ねた末これを編み出してくれた先人たちに、この場をお借りして改めて感謝したい。声を大にして改めて言うが「遮光しない+断水しない=休眠させない」という、これまでの常識を覆す栽培法こそがキモである。騙されたと思って試してみる価値はとてつもなくある(笑)ので、昔の私のようにメセン栽培がうまくいっていない方々は是非ともお試しいただきたい。詳しくは旧ブログ『岩石翁の多肉ブログ』の最初の方をお読みいただければと思うが、うちでは寒冷紗などを一切使っておらず、夏でも普通に(しかも頭上から)メセンに灌水している。そして、リトープスは頂面だけ出るように深植えし、枯れた旧皮も取り除かずそのままにしているが、それが原因でダメにしたことはない(岩石栽培に伴う管理ミスで二つだけダメにはしたけど)。ちなみに新しいメセン栽培法については、ブログが移ったこともあるのでそのうち改めて記載し直す予定。