マッソニア開花 | 岩石翁の多肉ブログⅡ

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メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

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こんなふうに膨らんできて

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開花!

 マッソニアが開花した。まだ満開状態ではないが、独特な華やかさのある嬉しい花だ。そういえば、ご覧のようにポット鉢ごとプラ鉢に入れて売られていたのをずっとそのままにしていたので(恥)、今回の花が終わったらプラ鉢にちゃんと植え込んでやろうと思っている。ただし、多肉ではなく単なる球根植物なので、もちろん岩石化はしない。ご参考までに我が家での管理方法を書いておくと以下の通り。

・暖かくなって地上部が枯れたら休眠期に入るので、直射日光が当たらない涼しそうな場所(うちの場合は栽培棚の下など)に移動して断水する(※完全断水ではないので注意)。耐寒性は極めて高いが、蒸し暑いのは苦手らしい。
・休眠中であっても完全にカラカラの状態は好ましくないらしい(多肉じゃないし)ので、時々思い出した時に(笑)パラリと軽く湿らせる程度の水やりをする。ちなみに、昔、実家に置きっ放しにしてあったマッソニアは、枯れたと思った父が水やりをやめて放置した結果、本当に枯れて消滅した(哀)。とはいえ、過湿状態が続くのも好ましくないだろうから、雨には当たらないようにした方がいいと思う。
・秋口に再び葉が出てきたら、「やっぱり生きていたのか!」という感動と共に(笑)日なたに移動して水やりを再開する。といっても、うちでは灌水のサイクルは多肉と一緒なのだが、それで特に問題はない様子。過湿にする方が怖いような気がする。
・肥料はマグアンプをちょっとだけ入れている。

 マッソニアは、以上の点に注意すればほとんど手のかからない植物である。ただ、それほど寿命の長い植物ではないらしいので、買い直すことなく長く楽しみたいならば実生が必要となる。幸いなことに勝手に自家受粉することのある植物なので、うちでも実生にチャレンジしてみて(とりあえず発芽には)成功したというわけだ。ちなみに、種は春と秋にそれぞれ播いてみたのだが、うちの場合は秋に播いたものしか発芽しなかった。また、秋に播く種はそれまで冷蔵庫で保管した方がいいらしいので、それに従った。なお、実生苗の管理方法については、まだ何も語れない(苦笑)。現在、調査中なのだが(汗)、有意義な情報が入ったら報告していきたい。今年も種ができるようなら増殖計画も盤石なものとなるのだが、どうなるだろうか。